「美濃屋商店〈瓶詰の古本日誌〉」記事一覧
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松江の狐話(小泉八雲)
(2024年11月06日 | 瓶詰の古本)
人狐が夜間に訪ねてきて、戸を叩くときは、その叩き方に一種の掩ひをかぶせたやうな... -
夢にだけは気をつけ給え(フロベール)
(2024年11月02日 | 瓶詰の古本)
27 夢にだけは気をつけ給... -
萩原朔太郎、そこに詩がある風景を見出す詩人(三好達治)
(2024年10月30日 | 瓶詰の古本)
蕪村の句、啄木の歌、「桐の花」の一... -
読者に楽々読ませるのが本当の作家の才能(林芙美子)
(2024年10月26日 | 瓶詰の古本)
孤独に徹して、けつして雁行しない作... -
強さの分からぬ相手に立ち向かうのは、よほど心しなければならない(その2)(今昔物語)
(2024年10月23日 | 瓶詰の古本)
今は昔、聖武天皇の御代に、尾張国の... -
「日用語大辭典」例言(芳賀剛太郎)
(2024年10月19日 | 瓶詰の古本)
例 言 一、本書は、一般国民の... -
金権に憧れるゴロツキや道楽者というのは、為にする精神的理想主義的御伽話をまことしやかに弁じて人の心を操りたがる(チェスタトン)
(2024年10月16日 | 瓶詰の古本)
「残念ながらわたしは実際家です」と医者は不きげんに言つた。「ですから宗教や哲学に... -
民主々義国の(詩)人達の頭脳から生れた幻想的な存在は、やがて我々の現実世界を混沌宇宙にしてしまうかも知れない(トクヴィル)
(2024年10月12日 | 瓶詰の古本)
私はこれまでにしばしば、アメリカ人... -
青龍の鱗 縁というのはあるかなきか渡る細風のような、後になってからそれと偲ぶ淡く儚いもの(龍女傳)
(2024年10月09日 | 瓶詰の古本)
唐の洛陽に劉貫詞といふ男がゐたが、... -
「模範漢和辭典」序(齋藤惇)
(2024年10月05日 | 瓶詰の古本)
序 近来漢和辞書の出... -
六人社版「字引」、天下無双の豆辞典
(2024年10月04日 | 瓶詰の古本)
字引 天下無双の豆辭典價 五十錢 〒... -
書物があらゆる隙間からいくつもいくつも出てくる、実に不穏なまでに胸迫る蠧魚の世界がある(ギッシング)
(2024年10月02日 | 瓶詰の古本)
12. 彼は機械的に言葉に力をいれて話... -
江戸川乱歩の蒼白き顔(妹尾アキ夫)
(2024年09月28日 | 瓶詰の古本)
はつきり思いだせない。大震災より前... -
酒友 もっと早く知りあいにならなかったことを恨むほどの(聊齋志異・田中貢太郎)
(2024年09月25日 | 瓶詰の古本)
車と云ふ男は、貧乏でありながら酒ば... -
枕草子はほろびゆく権門への挽歌である(池田龜鑑)
(2024年09月21日 | 瓶詰の古本)
清少納言は、恩讐をこえた高い世界に... -
一度も逢ったことのない詩人が送って来た含羞混じりの詩稿を読んで、翌日その処女詩集へ序文を寄せた太宰治(宮崎讓)
(2024年09月18日 | 瓶詰の古本)
太宰治の死の一ヶ月程前、私は女房の... -
「インテリ」は嫌われると分かっているのでそれを恥じ悪ぶって見せる有象無象はいくらでもいるが、金銭的成功こそ知力学力優越の証明だと陰に陽におごり高ぶる根性だから太宰治の魂とは永劫交錯しない(豐島與志雄)
(2024年09月14日 | 瓶詰の古本)
「‥‥この頃、教養人は、強くならなけれ... -
一葉さんの文章句法を子規先生と語る、思い出すに涙がほろほろこぼれて来る(佐藤紅綠)
(2024年09月11日 | 瓶詰の古本)
一葉さんが死んだ翌年頃でした、正岡... -
学者もどきの論調や口先広言の宣伝に馭されるかしてであれ、偽善や理不尽を憎む真率な心根が独裁(的扇動)者に跪伏する熱い忠誠へと一気に変異することなどあるだろうか(ローゼンベルク)
(2024年09月07日 | 瓶詰の古本)
「ナチス官吏新聞」一九三四年四月十五... -
最近買った本
(2024年09月05日 | 瓶詰の古本)
「惡靈」(ドストイエフスキイ著 森田...