おいわどん音楽日記 (コンサート鑑賞、演奏会出演日記)

フルート、篠笛、リコーダー、クラシック、吹奏楽、オペラ、バロック、ジャズ、演劇、ミュージカル、映画、能楽・・・音楽日記

プラハ室内歌劇場公演 モーツァルト 「魔笛」

2008年09月14日 | 演奏会(鑑賞)
プラハ室内歌劇場公演 モーツァルト 「魔笛」
9月13日(土) 午後7時開演  
長岡市立劇場


一昨年の新潟県民会館と同じ演出
舞台設備も小道具もほとんど同じ
配役が少し代わったが、何回見ても、感動の出来である。

パミーナが、もの悲しい雰囲気をよく出して、
繊細で美しい演技をしてくれた。
パパゲーノは、道化技が上手く、役柄に合っていたし、
パパケーナもかわいいしぐさ(^O^)
夜の女王は、迫力がもっとほしかったかな?
女王の気迫が弱かったです。

最初に大蛇が出てこないのは、
前回の演出と同じだが・・・やはり物足りない。
三人の侍女と三人の少年を同じ役で演出する工夫はなかなか良いが、
三人の少年が侍女のイメージが残り、
新たな登場人物の三人の少年に見えないのが残念(^_^;)

パパゲーノの吹く笛(ソラシドレ!)が、
テンポに乗り切れていない。
少しタイミングが遅れて吹かれるので、残念だったなぁ・・・。

聴かせどころの神殿での試練の場のフルートソロは、
軽くあっさりとした表現で演奏し、
スタッカートが美しく、うっとり聞き惚れました。

カーテンコールは、ブラボーの嵐
多くのスタンディングオベ-ションで
長岡市立劇場は盛り上がりました(^O^)