仲道郁代ピアノ・コンサート オール・モーツァルト・プログラム
日時2013年2月17日(日) 14:00開演
場所:サントリーホール(東京)
仲道郁代(P)
神戸市室内合奏団
曲目
オール・モーツァルト・プログラム
モーツァルト: きらきら星変奏曲 K.265
モーツァルト: ピアノ・ソナタ第11番 K.331「トルコ行進曲付」
モーツァルト: ピアノ協奏曲第21番 K467
モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番 K466
仲道郁代が指揮をしながらピアノを演奏する、魅力的な演奏会
オール・モーツァルト・プログラムで、
モーツァルトファンとしては、楽しみなプログラムでしたので、
サントリーホールまで出かけました。
ピアニストが、オーケストラの指揮をしながら演奏するのは、
椅子に座ったまま指揮する光景が多いのですが、
立ちあがっての指揮ぶりで、華やかで新鮮でした。
仲道郁代は、
多くの演奏会やベートーベンやモーツァルトのCDを次々に作成して、超ハードケジュールの中、
モーツァルトのピアノ協奏曲を2曲も、熱演の指揮ぶりで演奏するバイタリティはすごい。
オーケストラの指揮を、短い指揮棒を使って表現しながら、
ピアノの出番では、すぐに鍵盤に向かって弾くテクニックに圧倒されました。
そして、それらすべてが完璧な演奏ですから驚きです。
仲道郁代のピアノは、コロコロと転がるような旋律が素敵で、
ピアノ協奏曲での第2楽章のゆったりしたテンポでは、美しい調べに、うっとりしました。
アンコールは、いつもの エルガー「愛の挨拶」