京の四季 名勝散策 写真集

京都の観光、散策の参考にしていただければ幸いに思います。

京都陶工高等技術専門学校 作品展 03/12/2010

2010年03月17日 | 京都歳時記
           3月12日の内覧会に行ってきました。 この学校は、京都の伝統産業である京焼・清水焼の後継者を育成するため京都
           府が設置している職業能力開発施設です。 以前は、京都府下在住の人を対象にされておりましたが、現在では全国か
           ら生徒が集まってきております。





           
           卒業のイベントという意味もありあでやかな飾りが施されておりました。







           
           生徒の作品展示場は二階にあり、入り口の両サイドには、現在活躍中の卒業生の作品が展示されております。     





           
           中央のロの字の作品は、一年目の成形科の生徒のものです。成形科は主に陶器と呼ばれる土物を一年間勉強します。





           
           壁側にコの字形の展示スペースは、右手から図案科の生徒の作品です。 美術学校などで絵を勉強してきた方が多く
           さすがと思わせる作品が並んでおります。






                     
                     この金子さんは、私の店でアルバイトをしてくれた生徒で、図案科なので1年間お世話にな
                     りました。彼女の絵を見るのは初めてでしたが、自信作が出来る様になったら持って来るよ
                     うに言い聞かせておきました。






                     
                     図案科の方の作品は、どれもすばらしい物ばかりでした。






           







                     







                     
                     ここまでの写真が、図案科の生徒さんの作品です。






           
           この瀬楽さんも2年間来てもらってた生徒さんで、二年目は研究科と言い磁器と呼ばれる石物を勉強しているクラスです。







           
           この生徒さんも今年から、アルバイトに来ていただいております。以下は、成形科の方の作品です。           





          








           








           
           この日は、内覧会と言うことで、生徒さんのご家族や関係者の方だけが来られておりました。






           
           こちらの部屋は、同じ二階にあるろくろの実習室で生徒さんによるデモンストレーションが行われておりました。
           練った土を回転している円盤の中心に持っていく作業をされておりましたが、慣れた人がやってると簡単そうに見えました
           が、慣れるまで大変そうに思えました。胡坐をかいて作業をするのは、京都のスタイルだそうです。





           
           デモンストレーションとは言え、講師の先生の指導が入っておりました。先生は皆さんプロの陶芸家の方たちばかりです
           ので、注意すべき点を見つけると、すかさず指導が入ります。先生からすれば、生徒はまだ生まれたてのヒヨコですから
           仕方ありませんね。







                         
           








                         
           








           
           二階部分の中庭、右手が実習室。 即売会場は3階になっております。







           
           この部屋は、図案科の生徒の作品が並んでおります。






                     







                     







                     







           
           成形科と研究科の作品は、隣の部屋で販売されておりますが、即売会は14日だけになりますので見るだけで帰ってき
           ました。






           








           
           今年度も定員一杯の生徒さんが入学されるそうで、次の時代を背負う方々にどんどん羽ばたいて行ってもらいたいと思い
           ます。








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