チャプルテペックの動物園 その１

メキシコシティの西のほうにある巨大な公園、
チャプルテペックには、実はろくに行ったことがありませんでした。
中でも、動物園は話には聞いていたものの、足を踏みいれたことがなく。
しかし今回とうとう、行ってきました！

驚いたのは、入場無料ということ。
入り口で簡単な持ち物検査をされますが、
しかもそれが、友人のリュックなどはお箸のような棒で中を
くいくいっとつついて覗き込むという、世にも不思議な方法で行われますが、
まあそれはともかくとして。

いくつか特別展をやっているところは
その都度３０ペソとか入場料を取られるんですが、
それ以外の常設のところはまるっきりの無料。
そして、それだけでももう充分楽しめるくらいいろんな動物が。

というわけで、またまた大量に動物の写真を撮ってしまいました。
いっぺんには無理なので、何回かに分けてお見せします。

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疑惑のパンダ



チャプルテペックのパンダはけっこう有名ですが。
一頭はこんなふうに、のた～～～っと食べてるんだか
居眠りしてるんだかよくわからない状態。

しかしもう一頭は

　

あ～らよっと、ほっ！
とか、サービス精神満載で遊んで見せてます。

ところが……



こ～んな姿勢になったとき、友人が
「お腹のところにチャックがあるような気がする……」と。
写真では見えませんが、言われてみると確かにそんな感じが。

うーん、もしかして中の人が……？
しかしじっくり見ても、着ぐるみとは思えないくらい
お腹部分もちゃんと呼吸してますし、
一応本物だろうとは思いました、が、本当のところはわかりませんね？

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怠惰なメキシコオオカミ



わーーーいっ、オオカミだよッ！
うちのワンコもしょっちゅう間違えられるだけあって、
さすがに似てますし、家に置いてきた禁断症状もあって駆け寄った私に、
「呼んだぁ？」と顔を上げ……



また、ポテッと寝てしまった……。
ま、いいけどね……。
しかしこの立派な柱サボテン、呑気に眠るオオカミ、
という風景はいかにもメキシコで、和みました。

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笑うハイエナ



オオカミときたら、次はこれです、ハイエナ。
コヨーテじゃないですよ？
コヨーテなんか、動物園行かなくてもその辺にいますから！

アフリカ舞台の小説なんかによく出てきますよね～。
にへら、と笑った顔が神話なんかでもいろいろに解釈されるわけで。
うん、確かに笑ってる、ような気がする顔です。

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猿の腰掛



サル山のボスですが。
なんかこの格好、よくあるメキシコ土産のソンブレロをかぶったおじさんを
彷彿とさせませんかね？

お尻のでっかいコブって、そうかぁ、こういうふうに使うものなのね、
と納得したら、同行のＲさんがボソッと
「サルノコシカケ」と。
うーん、それはキノコの名前だと思います。

そんな会話を交わしていたら



「なんか、言うたかぁ？」
いえいえ、なんでもございませぬ。

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ついでに、綿菓子売りの兄ちゃん。



上のおサルとはなぁんにも関係ありませんから！！