うーん、これも一応カテゴリは動物でしょうかね?
一年以上前になりますが、ダンナが出張でカンクーンへ行ったことがあります。
私はもうアッチと縁を切って数年、長いこと行ってません。
「なんかほしいお土産あるか?」と訊かれたので
法螺貝買ってきて~と頼みました。
なんじゃそら? と言うので、ちゃんと貝図鑑を見せて、
学名は Charonia tritonis
英語名ですと、トランペット・シェルになります。
そしたらちゃんと買ってきてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c4/97d01fc7c56087c4f15c9459c0098640.jpg)
裏はこんなん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/af/fd3ab85074c171347f9fb961e16e8352.jpg)
見た目も美しい、大きな貝です。
しかし……
吹き口がついてない……
これじゃ吹けん、吹けなんだら、法螺貝とちゃう……![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
ダンナの同僚は、
「先っちょ切り落とせばいいんだよ」と言うそうですが。
え、それだけでいいの?
でもさぁ~、
こんな美しい貝を、切るなんてできませんよね?
それで鳴らなかったりしたら、悲惨。
というわけで、我が家の置物と化しています。
それでも充分目を楽しませてくれますが。
◆
それから一年以上経った先日のこと。
ダンナの同僚がまたカンクーンに行ってきたらしい。
こんなものをお土産にもらってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/85/93b7e3abdfbc75c676c06d133333b4b0.jpg)
おおお、カリブ海の象徴(ホントか?)、Strombus gigas です。
英語名は、クイーン・ストロンブ。
これは割とあちこちの海岸に落っこちてますが、
たいてい海水に洗われて真っ白になってしまい、内側の恥らうピンクが消えてしまってます。
上のトランペットシェルもですが、これら、綺麗なままで店で売ってるのは
半養殖です。
死んだあと、形も表面も綺麗なまま残るように保護します。
ワックスをかけたりするわけじゃないですよ?
生きている貝は、常に削られる殻の表面を自力でコーティングしています。
死んですぐに海から引き上げれば、そのまま残りますが、
放っておくと、あっという間に削られて、艶がなくなります。
さて、これはちゃんと、法螺貝でした!
これを見よ!
いや、右手で支えて、左手で写真撮るのは至難の業。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/6a/aabba5a8e93fd5544c8fa017b892b4f9.jpg)
あのエロチックなピンクのところに手を差し入れてこのように支え、
吹き口から思いっきり息を吹き込むと、
あの山伏が鳴らすような法螺貝の音が響き渡る……はずなんですが、
私では肺活量が足りません~~。
ダンナがやると、確かにブ、ブゥォォォ……と遠慮がちに鳴りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/c8/940dd685e6a1ea5c09487616e774e635.jpg)
吹き口は本当に、ただスパッと切ってあります。
ただ、やはり内側も少しは綺麗に削ってあるようです。
それと、この貝は本当は耳の部分(貝の口から広がるところ)が
ものすごく大きいのが特徴なんですが、
それだと吹くときに邪魔になるからでしょうか、
小さくカットしてありますね。
でもとにかく、法螺貝には違いありません。
頑張って肺活量を増やして、ちゃんと吹けるようになりたいものです。
◆
ついでに、私の「巨大貝コレクション」を紹介します。
これは、カリブ海にいたころ見つけたもので、びた一文払ってませんが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/97/28efdd674b3d0bf05efc38d75d329846.jpg)
学名は Xantus angulatus、
英語名、ランプ・シェルといいます。
比較的保存状態がいいものですが、やはり浜に転がっていたので、
裏はこんな状態。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/ff/e47bbb86b6e59df7bf45a20f52d35525.jpg)
フジツボがついていた痕がびっしり。
薬品などで処理すれば取れないことはないんですが、
もともとの貝が相当ボロいので、まあ無駄かも、と放置。
大きな穴が開いてますが、これは自然死した貝にはたいてい開いているもので、
生きているときに貝の体が殻と密着していた部分です。
死んだ体が抜け落ちるときに、その殻の部分もはがれて穴が開いてしまうんですね。
ストロンブスも、浜で見つけると必ずこんな穴が開いてます。
しかしいいこともあって、
この穴から中が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/69/7d082509078c156a6fefa1772b8d6efd.jpg)
巻貝の支柱というか、内部の中心になっているところに、
ねじのように螺旋がついているのが見えます。
貝殻は、真に神秘的で美しく出来ております。
◆
さらについでに、もう一個のコレクション。
脳みその化石。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e1/a5aab73dce963e938417020e10293a54.jpg)
これも試料採取中に、浜に転がっていたのを根性で持ち帰ったものです。
当時はまだ少しサンゴ虫の黒ずんだのが残っていたので、
半日ほど塩素を入れたバケツに沈めておきました。
このとおり、真っ白。
で、ダイビングをした友人が来たとき、こんな遊びを。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d6/342c50c1a345b507fbd1df159932832e.jpg)
うははは、かわいい?
◆
あ、ちなみに本日をもって、ここにアップした写真、1000枚を越えました。
いつもご愛読ありがとうございます!
gooさんもありがとうございます。
画像容量にはま~~だまだ余裕があって、二万枚くらいはアップできそう。
あと15年くらいはこのスピードでアップしてっても平気です!?
一年以上前になりますが、ダンナが出張でカンクーンへ行ったことがあります。
私はもうアッチと縁を切って数年、長いこと行ってません。
「なんかほしいお土産あるか?」と訊かれたので
法螺貝買ってきて~と頼みました。
なんじゃそら? と言うので、ちゃんと貝図鑑を見せて、
学名は Charonia tritonis
英語名ですと、トランペット・シェルになります。
そしたらちゃんと買ってきてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c4/97d01fc7c56087c4f15c9459c0098640.jpg)
裏はこんなん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/af/fd3ab85074c171347f9fb961e16e8352.jpg)
見た目も美しい、大きな貝です。
しかし……
吹き口がついてない……
これじゃ吹けん、吹けなんだら、法螺貝とちゃう……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
ダンナの同僚は、
「先っちょ切り落とせばいいんだよ」と言うそうですが。
え、それだけでいいの?
でもさぁ~、
こんな美しい貝を、切るなんてできませんよね?
それで鳴らなかったりしたら、悲惨。
というわけで、我が家の置物と化しています。
それでも充分目を楽しませてくれますが。
◆
それから一年以上経った先日のこと。
ダンナの同僚がまたカンクーンに行ってきたらしい。
こんなものをお土産にもらってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/85/93b7e3abdfbc75c676c06d133333b4b0.jpg)
おおお、カリブ海の象徴(ホントか?)、Strombus gigas です。
英語名は、クイーン・ストロンブ。
これは割とあちこちの海岸に落っこちてますが、
たいてい海水に洗われて真っ白になってしまい、内側の恥らうピンクが消えてしまってます。
上のトランペットシェルもですが、これら、綺麗なままで店で売ってるのは
半養殖です。
死んだあと、形も表面も綺麗なまま残るように保護します。
ワックスをかけたりするわけじゃないですよ?
生きている貝は、常に削られる殻の表面を自力でコーティングしています。
死んですぐに海から引き上げれば、そのまま残りますが、
放っておくと、あっという間に削られて、艶がなくなります。
さて、これはちゃんと、法螺貝でした!
これを見よ!
いや、右手で支えて、左手で写真撮るのは至難の業。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/6a/aabba5a8e93fd5544c8fa017b892b4f9.jpg)
あのエロチックなピンクのところに手を差し入れてこのように支え、
吹き口から思いっきり息を吹き込むと、
あの山伏が鳴らすような法螺貝の音が響き渡る……はずなんですが、
私では肺活量が足りません~~。
ダンナがやると、確かにブ、ブゥォォォ……と遠慮がちに鳴りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/c8/940dd685e6a1ea5c09487616e774e635.jpg)
吹き口は本当に、ただスパッと切ってあります。
ただ、やはり内側も少しは綺麗に削ってあるようです。
それと、この貝は本当は耳の部分(貝の口から広がるところ)が
ものすごく大きいのが特徴なんですが、
それだと吹くときに邪魔になるからでしょうか、
小さくカットしてありますね。
でもとにかく、法螺貝には違いありません。
頑張って肺活量を増やして、ちゃんと吹けるようになりたいものです。
◆
ついでに、私の「巨大貝コレクション」を紹介します。
これは、カリブ海にいたころ見つけたもので、びた一文払ってませんが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/97/28efdd674b3d0bf05efc38d75d329846.jpg)
学名は Xantus angulatus、
英語名、ランプ・シェルといいます。
比較的保存状態がいいものですが、やはり浜に転がっていたので、
裏はこんな状態。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/ff/e47bbb86b6e59df7bf45a20f52d35525.jpg)
フジツボがついていた痕がびっしり。
薬品などで処理すれば取れないことはないんですが、
もともとの貝が相当ボロいので、まあ無駄かも、と放置。
大きな穴が開いてますが、これは自然死した貝にはたいてい開いているもので、
生きているときに貝の体が殻と密着していた部分です。
死んだ体が抜け落ちるときに、その殻の部分もはがれて穴が開いてしまうんですね。
ストロンブスも、浜で見つけると必ずこんな穴が開いてます。
しかしいいこともあって、
この穴から中が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/69/7d082509078c156a6fefa1772b8d6efd.jpg)
巻貝の支柱というか、内部の中心になっているところに、
ねじのように螺旋がついているのが見えます。
貝殻は、真に神秘的で美しく出来ております。
◆
さらについでに、もう一個のコレクション。
脳みその化石。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e1/a5aab73dce963e938417020e10293a54.jpg)
これも試料採取中に、浜に転がっていたのを根性で持ち帰ったものです。
当時はまだ少しサンゴ虫の黒ずんだのが残っていたので、
半日ほど塩素を入れたバケツに沈めておきました。
このとおり、真っ白。
で、ダイビングをした友人が来たとき、こんな遊びを。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d6/342c50c1a345b507fbd1df159932832e.jpg)
うははは、かわいい?
◆
あ、ちなみに本日をもって、ここにアップした写真、1000枚を越えました。
いつもご愛読ありがとうございます!
gooさんもありがとうございます。
画像容量にはま~~だまだ余裕があって、二万枚くらいはアップできそう。
あと15年くらいはこのスピードでアップしてっても平気です!?
いいですね
15年といわず、
20年30年
この調子で行ってみよう
最近、絵文字に飽きて
使わなくなったせにより
gooさん、新しい絵文字開発のぞむ
鮮やかな桃色は印象的で写真にした憶えが有りますので探して見付かったら広場に持って行きます
いつも楽しませてもらっております。
貝と言えば食べることしか頭にありませんでしたが、鑑賞するのもいいですね
こんな大きい貝は見つけたことないですが、子供の頃は桜貝(で通じるのかしらん?)を見つけると嬉しかったなぁ。
うーん、まあ容量いっぱいになったら新しいブログ立ち上げればいいのかな。
でも確か、メールアドレスにつき一個、だったような。
まあフリーアドレス作ればいいことか。
いやあ、でもとてもじゃないけどそこまで続ける根性はないです。
とりあえず一年は毎日、と決めた。
そのあとは、適当に手を抜きます。
今から宣言(笑。
絵文字ねえ、やはりそれよりは、言葉をきちんと使うべきですね。
特に日本語を生活の糧とする我々は!?
>忍者さん
う~~む、ストロンブス、昔は食べてたそうですね。
今は絶滅しかけたので禁止されてます。
おいしかったですか?
どんな味か、想像もつきません。
写真、あったらお願いします。
でもお土産に持ち帰るにはちょっと大きくて重いですよね~。
>紅茶ん
桜貝、桜の花びらのような二枚貝でしょ。
わかりますよ~、私も子供のころ集めて喜んでた覚えが。
ところで、食べることしか、と言う紅茶ん、
実は、このStrombus gigas、和名はなんていうんだろうと調べてみたら、
クイーン・コンク、コンク貝というようで、
コンク貝と言うと、クイーン以外のも入っちゃうんですが、
これ、コンクパール、コンク真珠と呼ばれる、ピンク色の真珠を作る貝として知られているようです。
二枚貝と違って真珠のタネを仕込むことができないので、すべて天然真珠の稀少品らしい。
いろいろとアクセサリになった写真が出てました。
それなら、紅茶んも食べる以外の興味が涌くんじゃない?
前、真珠展とか行ってなかったっけ?
もしかしたら見たことあるかもね?
昔話ばかりで申し訳有りません
広場にどうぞ
当時はそんなにゴロゴロとでかいのがいたんですね~~。
写真、はっきりとはわかりませんが、Strombus属には間違いないですね。
S. gigasの他にも、いくつかの種があります。
今は保護されてだいぶ回復してきてはいると思いますが、
捕獲は禁じられているはずです。
食べるところは、あるのかなあ? 今ではもうないと思います。
セビチェで、おいしかったでしょうねえ、採り立てですもんね!
羨ましいです~~。