メキシコの隅っこ

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ラ・ベンタ 空を仰ぐおサル像

2009-07-28 08:00:00 | 遺跡
これもけっこう有名なものだと思いますが、
今回見たラ・ベンタの数々の彫刻の中では、私はこれが一番気に入りました。
も、もしや、親近感!?

あーーーー、今日も気持ちのいい天気♪
 



説明書きによりますと、この像は本来水平に設置され、
建物の一部として、その胴体で何かを支えていたらしいです。
ああ、だからすっきりとシンプルなのかもね。

でも今は、その重労働からも解放され、
すがすがしく天を仰いでいる、幸せそうなおサルです。
チラチラ木漏れ日、ジャングルを渡るさわやかな風を
満喫しているように見えます。


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2 コメント

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エテ公じゃない (カイマン)
2009-07-28 13:55:54
当時の工作技術を想像すると、これだけのものを作るのは、お遊びじゃなかった気がします。猿は宗教的に大事な存在だったんじゃないでしょうか。それにしてもいい表情してますね。
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>カイマンさん ()
2009-07-29 09:07:01
あはは、エテ公とはまたクラシックな表現ですねえ。
すっきりシンプルに見えますけど、石を削ってこれだけのものを作るって簡単じゃないですよね。
サルって人間に似ているだけに、昔からいろいろな解釈をつけられてきてるでしょうね。
特にこのあたりから南のほうには、ジャングルに群れで暮らしてたりします。
でもここまですっと背中を伸ばした姿勢のサルは珍しい気がしますね。
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