メキシコの隅っこ

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うらぶれた魚市場の裏に

2006-02-18 09:06:13 | 動物
あら、また動物になってしまいました。
いや、ちょっとまた時系列に戻って紹介していかないと、
何を書いたか書いてないかごっちゃになりそう、ということで、
ご勘弁を。
おまけに、このネタはよそで見たことある人も多いと思いますが。

カルメンの間違ったイメージを植えつけよう!
というわけではありませんが、
一応こんな



うらぶれた漁港~、って感じのところもあるんですよね。
この日はこれまたどんよりとだったので、よけいに。

で、この手前に魚市場があります。



どんよりだろうがうらぶれていようが、
ここだけは熱気でむんむん、汚なくても何でも、
とにかく獲ってきたばかりの魚介類を売りさばいてます。
ちなみに、これは裏側です、念のため。

で、ここで魚を捌くと、そのクズを後ろの海にぽいぽいと皆さん捨てるんですよね。
だもんだから、当然各種海の鳥たちが群がってきます。

とりあえずお腹の空いてないグンカンドリ。



グンカンドリって、力強い翼がカッコよくて大好きなんですが、
たいていは高いところを旋回していて、
波間を漂ってるとか、見たことないような気がします。



ちょっと寂しいカモメちゃん。

でもだからって、ぼんやり空きっ腹を抱えているわけではありません。



ぐおぉぉぉ~~!
行くときは行くぞ~~!
ペリカンも真っ青。

ほら、私ってばお上品だから~。



波にゆらゆら揺られて、ご機嫌。

でも、獲物が落ちてくると……



ズザザザーー! おれが勝ったーーー!



ねぇ、ちょーだいちょーだい、もっとちょーだい♪
ペリカン三人娘の懇願の眼差し。

んで、取り合いの喧嘩だってしちゃうのです。



戦うペリカン。

シラサギもいるんですが、しら~っと立ってます(パクリのダジャレ)。



あ、これは割とくっきり映っているので、鳥類図鑑で調べてみました。
足先が黄色いので、
Garza dedos dorados(金の指のサギ、まんまだな)、学名 Egretta thula だそうです。
一応「シラサギの一種」と言っていいみたい……。
シラサギって種名じゃなかったんですね。

ちょっと調べてみたら、ウィキペディアにわかりやすくまとめてありました。
そうか、Egretta って属が「シラサギ」なんですね。
で、シラサギ属に「クロサギ」も含まれてたりするんですね……

ま、とにかくそういうわけで、魚市場の裏の皆さまでした。