メキシコの隅っこ

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人様のおうちの犬でも親バカ

2006-02-03 09:08:38 | 親バカ
まずは、今お客さまがいらしています。
本日昼過ぎ、無事に到着、無事に対面を果たし、無事に観光を、
と言いたいところですが、悲しいかな、
ほんの一時間も歩くともう他に見るものがないという田舎町です。
海に浮かぶタンカーを眺めながらコーラでも飲むしかないのでした。
明日はどうしよう……。

それでも合間の時間にブログだけでもアップしよう~。
ということで、今日はよそ様のワンコを紹介します。

シティでお世話になる日本人のご夫婦は、以前にもビーグル犬を飼っておられました。
それが二年ほど前だったかなあ、老衰で死んでしまって、
私も半下宿状態でいつもお世話になっては遊んでいたワンコだったので、とても悲しかったのですが、
その後釜にやってきたこのワンコ、そっくりなんですよ~。
思わず、前のワンコの名前で呼びかけてしまうくらい。

けれどもさすがに、老衰で死ぬ高齢のワンコと、ぴっちぴちの若犬とでは
パワーが違います。
まあ、ビーグルの特性なのか、それともたまたまこの二匹が似ているだけなのか、
その性質を一言で表すと、迷いなく、
「いやしい」
ですねえ。
飼い主さんも言ってるんですから間違いありません。
老いてもなお、食べ物にはいやしかった先代ワンコに、
さらに若さというパワーを味方につけたこのワンコ……。

いやもうね、大変でした。

ものすごく頭のいい子なんですよ。
「骨は?」とか「ロープは?」とか言うと、ちゃんと探して持ってくるんです。
ちょっと訓練すれば、もう何でも持って来てくれるようになるでしょう。
しかし、吠えるのが仕事の猟犬だったせいか、うるさい。
吠える吠える吠える。
うちの子が無口なのに慣れているから、よけいかも。

何かしてほしくて、要求があって吠えているのはわかるんですが。
ある程度その欲求を満たしてやり、吠えるなと教えればいいんですよね。
私も、向こうにいるあいだは、人さまのお犬さまを遠慮なく怒鳴りつけ追い掛け回し、
吠えないように教える努力をしました。
まあ、いるあいだにちょっとはおとなしくなったかなあ。
それとも単に、私の存在に慣れて、物珍しさがなくなっただけかも。

それでも間断なく、テーブルの上のものだって飛び上がって食っちまうわ、
ちょっと目を(足を)離すとスリッパをくわえて走るわ、
ベッドの上には飛び乗るわ……。

でもね~、やっぱりかわいいんですよね~。
だって、ほら。



ほら。



これ↑、寝てるんですよ。

そして、哀愁の背中。



13階の窓から、下を通る車や人を眺めて、無聊を慰めているのです。

この子の顔を一週間眺めて、家に帰って自分のワンコを見たら、
何だか耳が小さいし目も小さいし、変な顔~、と思ってしまいました。
ま、すぐにまた見慣れましたけどね。




明日からはお客様と二泊ばかりの小旅行です。
また更新が止まりますが、あしからず~。