メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

天使の梯子

2006-02-12 10:43:00 | 観光
その日の気分でネタを選んでいるので、話があちこち飛びますが。
今日はメキシコシティです。

今回は珍しくまじめに観光してきました。
特に、大きな教会をいろいろじっくり見たかったので、
Bellas Artes芸術宮殿からカテドラルまでと、ソカロの周辺のめぼしい教会を。

んで、これはカテドラルです。
NANAOさんとこでも紹介されてましたね。
さすがにでかいです。

以前、知り合いに誘われて夜のツアーに行ったことあります。
普段見られないところなども案内してもらって、
暗い教会の中、あちこちに中世のカーニバルのようなきんきらの服を着た人がポーズを取って立ってたりして、
風情があって面白かったですが、暗いのでどこを歩いてるんだかよくわからなかったり。

そこで、今度は明るいうちに、自分でてくてくと歩き回ってみました。
あ、ここあのとき入ったのに、今は閉まってる!というところもありましたが。
その分、高い天井や柱のどっしり感、ゴテゴテバロックな祭壇などを眺めることができました。

で、天使の梯子です。
雲から射す太陽光線を言うんでしょうけど、これだって、天使の梯子だよね。



天使が降りてこないかな~、としばらく口を開けて見上げてましたが、
残念ながら私の汚れたおめめには見えませんでした。

それから、一旦外へ出て、隣接した礼拝堂へ入ってみると、ミサの真っ最中。
カテドラル本体のほうでも、入り口のすぐ近くの祭壇でミサをやってましたが、
そこはなんと、司祭がいなくてスピーカーから声が流れているだけ。
いいのか、そんな手抜きで。
しかし隣接したほうでも同じ放送でしょうかねえ。
司祭の姿は見えず。



これ、金曜日の昼前なんですよ?
この盛況ぶり。
しかも労働者風のおっちゃんから買い物帰りのおばちゃん、
大学生くらいの若者や、白衣を着たお医者さんっぽい人まで。

わっかんねー、と呟きながら外へ出たら、
修復工事をしていたおっさんからピューピューと口笛吹かれました。
それも不謹慎だな、おい

ま、とにかくでかい信仰の拠り処には違いないです。