花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

深井智朗『プロテスタンティズム』を読んだ。

2017-05-01 23:57:31 | 読書

昔、ハリソン・フォード主演の映画「刑事ジョン・ブック-目撃者」を観て、初めてアーミッシュと呼ばれる集団がアメリカに居ることを知った。そして、今になって、その成り立ちを深井智朗『プロテスタンティズム』(中公新書)を読んで漸く知ることになった。  

この『プロテスタンティズム』は某先生のお薦め本であり、本当にわかりやすく、面白く、ルターの宗教改革とはどのようなものであったのかを、わくわくしながら知ることができる優れ本だった。その初期宗教改革に対する新しい改革派が生まれ、それが今日でも各国の政治と深く関わっていることを知った驚き…(・_・;) まさにルターの宗教改革から500年の今年だからこその目鱗本である。 

ちなみに、アーミッシュは「アルザスのメノ派の主導者ヤコブ・アマン(1644頃~1730頃)はより厳しい宗教的訓練を主張し、メノ派から独立して1693年にアーミッシュと呼ばれるグループが誕生した。彼らは18世紀にひどい迫害を受けた後、北アメリカ、とりわけペンシルベニアに移住した。」(本文より)  

そう、刑事ジョン・ブックはフィラデルフィア駅(ペンシルベニア州)でアーミッシュの親子に会うのだから...。(昔の記憶なので、違ってる可能性もありです(^^;;)