Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

ととや 【ぼくらはこの夜を待っていた】

2010年05月20日 | 京阪(守口・門真)chouchou

 ぼくらはこの夜をずっと待っていた。

   陸川さん。

   ぼくらと同じ仕事をする先輩として、そして最前線のユーザ部門で尽力して
   いた陸川さんは、2年前に病気で倒れられた。
   
   結局、ご卒業が近いこともあって早目に退職されたのだが、その感謝会は
   GW前に企画されていた。
 
   なんとほぼ元気になって回復されたという。
   そのすごさ。誰だって、さあもう一度会おうって思いたくなるできごとだろう。

     

    うちに部署の希望日とあわなかったので欠席者が続出してしまった。
    幹事の方とのちょっとした見解の相違なのだ。

    その男前さと、スマートさで陸川さんは男女問わず人気だった。
    だったら誰かれ問わず、元気になった陸川さんに会いたいだろう。

    というわけで、着たい人は拒まず状態の宴会が始まる。

  

    というより、すでに始まっていた…
    いつもどおり遅刻してしまった…

                   

  本日の宴会場所は、西三荘から西へ徒歩数分。魚へんに魚という変わった
  字で「ととや」。おじいちゃんとおばあちゃんがやってるお店で、うっちーの
  お気に入りです。

        

   ともかく。お魚はたしかに 旨い

   この小さな店内に、にぎやかに箸が進むのもこの料理の寄与している
   部分が大きい。
   
          

  ぼくより、さらに遅れて ぷくちん登場。もうGMになってから忙しいんでしょうか
  今夜は他にもどんどん仕事終わり次第駆けつけるという人がいます。
 
  これも陸川さんの人望なのでしょう

       

  おすすめメニューが手書きで書いてあるのを見ながら、なにがくるのか
  わくわくしたあと…

               

   思い出して、ぷくちんのいまの髪の毛の状況を写真に収める。
   奇跡の発毛ってこのことだと思う。
      ほぼ黒々してもとに戻っている  
     2009年1月、やすべえでの宴会で始まったこの発毛report
     達成終結宣言していいんじゃないかと思う。

     ぷくちんすばらしい


     

   陸川さんの近くに言ってしばしお話をする。
   すっかり100%とは言わないまでも、会話の仕方・記憶、すべてに問題がない
   状況で、あとはゴルフできるくらいの体力を、というのが目標と語る陸川さん
   の前向きさがすばらしい。

   おぐりんさんは、陸川さんが倒れる前の日にかなり監査案件の対応で
   陸川さんに苦労をかけてしまったことを未だに悔いていて、そのことを
   おわびしていた。

   そのことを覚えていた陸川さんは、軽快な口調で

    「いや、あれはたいしたことないよ。

                             もっと苦しい時期があったんだから    


    軽く笑い飛ばしてくれた。
    たぶん男前というのはこういうことを言うんだとおもう。

                             

    だんだんメンバーが集結し、座がばらけていく。仕事の語りであったり
    陸川さんとの思い出話に興じてみたり、あるいは単なる与太話であったり。

       

   それを支えるのは、この料理。ふぐの白子のてんぷらなんかがでてきて
   さすがにほーっと唸ってしまった

  

   これがまたうまい。思わずおかわりはないの?とうちのテーブルだけ
   聞いてしまったら、ちょうどうっちーが座っていたせいか残り一皿分だけ
   だしてくれました。鮮やかです

                 

   ぼくの食べられないそうめんも、なんだかおいしそうに見えるのは気のせい?
   というか5月にそうめん  と思ったら。

      

   5月なのにすいかもでてきました  ここまできたらもううっちーのおねだりと
   しか思えないな  すごいなあ…

  

   盛りあがったままとめどなく続く宴会も、そろそろお開き。なんといっても
   平日なわけですもの。それに陸川さんもまだ100%ではないのです。

                     

    ご卒業の感謝ということで、みんなで書いた寄せ書きと…

           

   そして毎日散歩で、運動能力の回復の訓練をしているという陸川さんの
   ために、帽子をプレゼント。これからの季節陽ざしがきついもの

  

   もうみんな笑い続ける、挨拶がいつまで続くのか…たけながさん…という

                   

   感じで、本人もみんなに「おれにしゃべらせろ 
   という始末。(まあこのフレーズお約束でもあるけれど 

   そして最後の一本締めは、こちらは毛髪復活にまだ少し時間の必要な
   たけいしさんに。よくわからない挨拶は酔っているせいなのでしょう。
   でも盛り上がるからいいのだ。
                        
                         
         

   ようやく締まったこの宴会。おじちゃんおばちゃんありがとう。
   一見、きょうの宴会を支えてくれてありがとうと言っているようにみえる
   ぷくちんですが、どうしてどうして、単に酔ってからんでるだけです

  

   幹事のうっちーが、すでにぐでんぐでんながらお金を払おうとしているので
   みんな手伝いながらようやく おあいそ 終了。

                 

   その間せまい路地で待つぼくらも、でも名残惜しく酔った頭で会話してます。
   こういう名残惜しい楽しさは、京橋のおしゃれな店ではなかなかでなくって
   こういう普通駅の居酒屋さんの路地で似合うので不思議です。

   そしてきょうみたいに掘り出し物の旨さだと言うことなし  なわけです。

         

  お勘定のおわったぼくらは、陸川さんをお見送り。まだ歩くとき少し脚をひきずる
  陸川さんを、うっちー・ふかよんの2人の美人が支えてお送り。

  それは陸川さんにはすごく似合うので、ぼくらは単純に「いいなあ 

  

   そう言いながらのお見送りでした

                 

   おいしい料理をありがとう。きょうこれだけ人の写真を載せてしまうと
   食べログに載せられなくなっちゃったけれど、またいくから次載せますね

★魚魚や (ととや)
  門真市本町11-3
  06-6906-1937


平原綾香   威風堂々




 
   陸川さんは闘病の末、ここまで復活されてきました。
   そのすごさに敬意を表するのに、どんな曲がいいのだろうとか思って
   みたわけですが、それでも裕次郎やひばりさんで不死鳥的にいうのは
   なんだかそれもしゃれていないとおもうわけで…

   その振る舞いや居姿がやっぱりEdward William Elgar の曲がふさわしい

    



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