翌日は休暇前にやり残していた会議があり、ちょっとだけ出勤、その後は
テストなどで少し時間をとろうと思っていた。
というのも、夜に宴会があって乱入させてもらう予定だったので、そのまま街にでて
おく必要があったからだ。
ということで昼前に家をでて電車に乗る…
昼ごはんをあまり食べたい気分でもなかったのだけれど、ふだん行けないところで
食べようと考えたとき浮かんだのがここだった。
環状線京橋駅の内回り側ホームの先頭付近にある、そばやさん。
朝は天満橋にまわるぼくにとって内回りのホームはあまり通ることがない。
夜、疲れて帰るときに、いつも外回り側のホームでレストランにいる人をみて、そして内回り側に
あるそばやさんのきれいな外観をみているだけなのだ。
疲れているときに、いやちょっとしたときに食べるもの。ましていまは夏なのだ。
普段いかない内回りホームにいって、ざるそばを食べよう。
それがぼくのささやかな夏休みの計画のひとつになった 
いつもの電車を早めに乗り換えて環状線で京橋へ。そしてそのままホームにある麺家にはいる。
茶色の木調の柱のような列の外観を横目に中にはいる。
先に券売機にいたサラリーマンの後ろに並んで、それからざるそばだけの食券を買う。
東西線のホームにあるそばやさんも、夏季限定のざるそばがあるのでそれとほぼ同じだ。
なかなかうまい。昼どき、あるいは移動中にビジネスマンがさっとすませる食事にふさわしい腹もちに
なるようにできている。
おにぎりをとれば補充もできるけど腹八分目だからこれでいいや、と 
だって今夜は宴会だから。
では満足して・・乗り換えです 
