14日、15日と民主党群馬の2つの学習会を行ったが、いずれも刺激を受け、次につながるものだった。
14日は民主党政治スクール第3回。廣瀬克哉法政大学教授を招いて「分権時代の地方議会の役割と改革の方向」というテーマでお話をしていただいた。
議会改革の背影は、「分権改革=完全自治体としての責任」と「縮小時代(人口減少など少子高齢化、成長経済の終焉)の自治体経営という課題」があることを指摘。
「成長期は捨なき選択」である。財政規模の拡大によって今出来ないことも、いずれは出来るようになる。「取」の選択だけでも何とかやっていけた。
しかし「縮小期には取捨、捨、捨…選択」が必要となってくるため、これまで通り全て実行することさえ困難、スクラップ&ビルドにおけるスクラップは、(次がない)断念→しっかりとした合意形成が必須という認識を持つべき。
その上で、① 自治体議会を住民に見える議会に改革していくこと。
② 議会での討議が重要になってくる。複数の視点からの討議の必要性、討議を通して論点が社会に伝わること。などが話された。
地方自治体において、すべての決定は議会で決定されており、その責任はますます重くなっている。
15日は沼田市でTPP問題を考える学習会を、民主党農政問題のスペシャリストである篠原孝衆議院議員を招いて行った。
このTPP問題は、党派を超え、国論を2分する大問題である。TPP締結することは「関税ゼロ」の恐ろしさに対しての認識が、あまりになさすぎるとの指摘。課税自主権がなくなることは、主権の放棄に等しいことであるという。
グローバル経済や自由化は「日本を取り戻す」どころか「日本をブッ壊すことだ」と篠原さんは言う。TPP交渉は行き詰っている。ここが踏ん張りどころだと締めくくった。
この勉強会を通して多くのことを学ぶことが出来た。「運動」をつくっていくこと、政治的な仕掛けをつくっていくこと、なすべきことをなす。
昨日は、あいさつまわり。忘年会。
14日は民主党政治スクール第3回。廣瀬克哉法政大学教授を招いて「分権時代の地方議会の役割と改革の方向」というテーマでお話をしていただいた。
議会改革の背影は、「分権改革=完全自治体としての責任」と「縮小時代(人口減少など少子高齢化、成長経済の終焉)の自治体経営という課題」があることを指摘。
「成長期は捨なき選択」である。財政規模の拡大によって今出来ないことも、いずれは出来るようになる。「取」の選択だけでも何とかやっていけた。
しかし「縮小期には取捨、捨、捨…選択」が必要となってくるため、これまで通り全て実行することさえ困難、スクラップ&ビルドにおけるスクラップは、(次がない)断念→しっかりとした合意形成が必須という認識を持つべき。
その上で、① 自治体議会を住民に見える議会に改革していくこと。
② 議会での討議が重要になってくる。複数の視点からの討議の必要性、討議を通して論点が社会に伝わること。などが話された。
地方自治体において、すべての決定は議会で決定されており、その責任はますます重くなっている。
15日は沼田市でTPP問題を考える学習会を、民主党農政問題のスペシャリストである篠原孝衆議院議員を招いて行った。
このTPP問題は、党派を超え、国論を2分する大問題である。TPP締結することは「関税ゼロ」の恐ろしさに対しての認識が、あまりになさすぎるとの指摘。課税自主権がなくなることは、主権の放棄に等しいことであるという。
グローバル経済や自由化は「日本を取り戻す」どころか「日本をブッ壊すことだ」と篠原さんは言う。TPP交渉は行き詰っている。ここが踏ん張りどころだと締めくくった。
この勉強会を通して多くのことを学ぶことが出来た。「運動」をつくっていくこと、政治的な仕掛けをつくっていくこと、なすべきことをなす。
昨日は、あいさつまわり。忘年会。