かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2012.6.23 「日常生活の中にこそ、変革の根はある」

2012-06-23 01:58:50 | インポート
昔、学生の頃「日常生活に埋没するな」「家庭に逃げこむな」と市民運動の諸先輩から叱咤されたことがありました。

要するに、生活を理由にして市民運動から逃げ出すなよということです。日常に逃避するなという強迫観念が自分の頭の中に「ドン」とありました。

だから、心地よい松任谷由実竹内まりやの歌が聞こえてくると、日常に埋没する。日和ってしまうかもしれない自分を誘い込む、誘惑の歌みたいに感じて、何とか理屈をつけ2人の歌を頑なに拒否している自分がいました。今考えると笑ってしまうのですが。

大学を卒業して働くようになり、日常生活は敵ではなく、むしろ日常生活の生き方の中にこそ「変革」の根があることがわかってきました。

社会とのかかわり、かみさんとの生活や子育てなど、社会全体を自らの中で引き受けて、自らが変わること、生き方を変えることが世の中を変えることにつながってくるのだということです。

敵は松任谷由実や竹内まりやの歌ではなく、まさに「内なる自分」であるということです。既成の秩序の中でぬくぬくと楽して生きることこそが敵である。

だから私は「内なる自分」と「秩序」と闘う叛乱分子であり続けていたいと、いつも思っています。

あと、もうひとつ諸先輩は「ヒモ」にだけはなるな、自分のメシを自分で食えない奴は世の中を変えられないと、きつく言われたことも思い出しました。

何でもそうです。自分自身との闘いなしに前には進めません。

昨日は東京国会で脱原発、八ッ場ダムで政策懇談会。

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