2011.8.9 入道雲

入道雲が、もくもくと湧き出ている。夕立が来る。

最近は県議となり、天気のことが気になる。

雨が多ければ災害は？　雨が少なければ農業は、飲み水は？と。

運転していると道路の傷みはどうか？など。毎日毎日が心配事の連続である。

がしかし、自分のガキの頃は雨で大水が出ると必ず、自宅近くの大沢川を見に行き、その激しい濁流を見るのが「楽しみ」であった。

全部、川に溜まっている汚いものを流してくれーという感じだった。

昭和４０年代は、わが大沢川も下水道整備が追いつかない、ゴミの不法投棄が横行し、毎年毎年、汚くなる。

おまけに水田や畑に農薬が撒かれ、さらに吉井町の森を壊して、たくさんのゴルフ場が建設された時期であった。

おかげで川には沢蟹はいなくなる、魚はどんどんいなくなる、水中にはとても入れない、クワガタやカブト虫も激減していった。ミヤマクワガタなど、ここ３０年お目にかからなくなった。

子ども心に、そんな環境破壊に反発して、川の氾濫を楽しんでいたのかもしれない。

今はもちろん災害が心配で、そんなことを考えることもないが。

ただ、入道雲を見ていると、この世界の「汚れ」を流してくれと今も考えている自分がいる。

昨日はニュースを持ってあいさつまわり。