2011.8.3 「やらせ」の犯罪性

原発の安全性を守ることが仕事である経産省の原子力安全保安院による「やらせ」質問が発覚した。

プルサーマル計画の現地住民説明会での「やらせ」である。九電の「やらせ」メールとは、わけが違う。これは「犯罪」である。

我々は前から原発の規制と推進は分離すべきと言ってきた。しかし自民党政府は経産省内に２つの部署を併存させた。

日本の原子力行政とは「やらせ」で成り立ってきたことが、改めて明らかになった。

「やらせ」の安全性は「やらせ」でしかない。とんでもない大事故が起こるのは当然である。

保安院の「やらせ」は役所の構造的な問題であるが、だからといって「犯罪」は許されない。当時に遡って真相を究明、処罰を行うべきである。

原発の規制と分離の行政機構についても、一刻も早く立ち上げないといけない。話にならない。

昨日は高崎市役所に富岡賢治市長を訪問。その後あいさつまわり。