アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
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バロン、レゴン、ケチャ

2008-03-21 00:14:41 | 1991年8月インドネシア
私はこのバリ旅行で3つのバリダンスを見た。
3つに共通なのは、「意味も解らず約1時間延々と観続けた」ということ。
どれもオプションツアーで行ったけど実際は10分で飽きていた。

【バロンダンス】
『ウルトラマン』に出てきた怪獣で『ギャンゴ』をご存知の方は見えますか?
最初バロンを観た時、『ギャンゴが獅子舞をしている!!』と思った。
このダンスは、楽団が奏でる銅鑼を使った旋律に乗って演じられる舞台劇。
劇の内容は意味不明だが、バロンのほかに猿や悪代官、お姫様なども出てきて華やかだった。
特に魔女役?の女性の衣装と太極拳風の動きは東南アジアを感じさせた。
さしずめ日本では歌舞伎か能か

獅子舞に似たバロンは『森の王』で悪の‘魔女ランダ’と戦う英雄だそうだ。
バロンはあらゆる災害を防ぐ力をもつと信じられており、現地では祈りの対象になっているという。







【ケチャダンス】
薄暗くなってきた広場に上半身裸の男たちが集まってきた。
彼らは中央の祭壇の周りにあぐらをかいて座って、両手を上に挙げた。
手を揺らしながら「ケチャ」「ケチャ」と叫び、それが合唱となって楽団の役目をしている。
夜の闇の中の裸男のケチャケチャ合唱は圧倒的な迫力があった。
この『ケチャ』のリズムに乗って、日本の能に出てくる『翁面』やきれいな衣装の『お姫様』が登場する。
時々入る合いの手は何を言っているのか解らないが、迫力はあったな。

場所は屋外で夜の公演だったこともあるが、バロンよりも観ていて雰囲気もあったし、面白かった。
しかし、これも10分くらいで堪能したな。
現在のケチャは、ラーマーヤナ物語を題材とする舞踏劇の様式で演じられているそうだ。
ちなみにラーマーヤナのヒロインの名は「シータ」。
『ラピュタ』のヒロインと同名だ。







【レゴンダンス】
どこかのレストランで観たと思うが、まったく記憶がないのだ。
調べてみたら踊り子は女性だそうだ。
さしずめ、日本の宝塚・・・





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