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山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

天山社くんち祭~締め上げ

2014-10-15 | ブログ
 おくんち祭りの翌日、いよいよ注連元行事の最後の「締め上げ」が行われました。
これまでの神事で用いられた榊、御幣、注連縄などを竹に縄で巻き込んで「シメ」を作ります。これを大殿宅の庭に立てます。これをシメを上げるといいます。このシメは、翌年の8月位まで立てられたままにしておきます。
 締め上げ当日は、台風19号の暴風圏に入っている真っ最中で、風雨共に強い中での行事となってしまいました。

(締め上げ神事)


(榊、御幣、注連縄などを竹に縛り付けます)


(お神酒を注ぎながら縄を竹に巻きつけます)


(竹をつぶして折り返しを作っていきます)


(上部を折り曲げループを作っていきます)


(締めの部分にお神酒を注ぎます)


(縄の締めの部分を作ります)


(神主さんが神籬(ひもろぎ)を取り付けます)


 ちょうど、この頃が台風の最接近していたものと思われます。雨もあがり風も収まってきました。その間隙をぬってシメを上げることとなりました。

(シメを上げている様子です)


 無事シメも上がり、この後は「なおらい」という宴会に移ります。私は所要で参加できませんでしたが、台風の吹き返しの風が強くなり、公民館の瓦が飛ぶなど猛烈な風となりました。
 果たして、シメは大丈夫か!
翌朝気になっていたので、シメの様子を見に行きますとチャント無事風雨をしのいだようです。

(強風に耐え屹立していたシメ)


 これにて一連の「おくんち」関連記事は終了です。次は10年後ですが、その時私は67歳となります。
さて、どうなっていることやら?


<参 考>
おくんち祭りに向けて-初寅」「おくんち祭りに向けて(2)-榊立て」「おくんち祭りに向けて(3)-笛作り」「おくんち祭りに向けて(4)-八朔」「天山社くんち祭~浮立奉納



天山社くんち祭~浮立奉納

2014-10-15 | ブログ
 10月12日いよいよ「くんち祭」当日を迎えました。あいにく台風19号が接近し、風も強く今にも降り出しそうな天候でした。前日に西晴気、宿、一本松の各神社に浮立奉納を済ませておりますので、本日は「印鑰神社」、「九郎神社」、「天山社」の順に浮立を奉納していきます。
 
 ちなみに笛の曲目は、浮立団の進行に伴って、橋掛かり⇒鳥居掛かり⇒宮回り⇒座作り⇒庭笛⇒まくり⇒追いまくり⇒道行きと移っていきます。(座作りと庭笛の間に、あど口上があります。)

(浮立奉納に出発前、10年振りの和装です。)


(鳥居掛かり)


(座作り)


(あど口上)


(まくり)


 天山社での浮立奉納がメインです。昼食を挟んで、社務所前での奉納で一応正式行事は終了です。
この後、天山社から下って注連元へ高額のご祝儀(お花)を頂戴した各家や小殿の庭先で浮立を奉納し、最後に大殿宅にて最後の浮立奉納となります。

(大殿宅での浮立奉納)



 途中、雨に見舞われて合羽を着用しての浮立となりましたが、これで一連の当日行事の終了です。
 大殿宅に8時に集合し、終了したのが16時前後ではなかったかと思います。 

 解散後、自宅に戻って宴会です。夜遅くまで続きます・・・。

(十年に一度ですから、大盤振る舞い?)




<参 考>
おくんち祭りに向けて-初寅」「おくんち祭りに向けて(2)-榊立て」「おくんち祭りに向けて(3)-笛作り」「おくんち祭りに向けて(4)-八朔