小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

アンダマン海の小島へ

2016-12-30 23:30:06 | ミャンマー
2016/12/30(金)晴 
 朝宿の朝食を食べて居ると、ツアーの迎えが来た。桟橋に行くと既に客は集まり、私が最後だった。迎えを一番近くの宿を最後にした様だった。客は子供も含めて15人程で、殆どミャンマーの人達だった。

        ツアーボート

         ツアーの乗客
船はYAMAHAの2基エンジンを搭載した、モーターボートだった。波しぶきを上げながら疾走して行く。海上はやや荒れた状態で、白波が立ち船も揺れた。風も有るので船の波飛沫が船内に飛び込んで来る。慌ててボートボーイが飛沫除けのシートを下ろして居た。幾つかの島を通り過ぎ、沖の方へ進んで行く。このペイの付近は遠浅の海で、川が流れ込んで居る為遠くまで濁っている。

         猛スピードで疾走
1時間半程走り、大きなカダン島の北側を回り込んで西側に出た。広いビーチに上陸する。桟橋が無いので、ボートを波打ち際まで近づけ、膝上まで浸かりながら上陸する。砂浜には1畳程のブルーシートの様なものが無数に並んでいた。まるで日本の太陽光発電のパネルの様だった。行って見るとそれは魚の干物を作る台だった。女性たちが働いて居て、漁師が獲って来た小魚を台の上に広げて居た。ピンク色の透き通った小魚で、天日干しにすると煮干しの様だった。

         カダン島のビーチ

        膝まで浸かって上陸

         漁獲した魚を船から運ぶ

         干場に下ろす

         女性達が広げる

   出来上がった干物を袋詰め
一つ摘んで食べたが、ビールのツマミに良いので買う事にした。干し上がった魚を集積してある小屋で買った。一掴みあれば十分だったが、値段がわから無いので¥100分買った。ビニール袋で一杯の量だった。他の乗客も沢山買っていた。このビーチには観光客の姿は無く、島の子供が遊んで居るだけの静かな場所だった。

          煮干しを購入

          誰も居ないビーチ

          島の子供が遊んでるだけ
 そこを後にしてさらに沖のマーク島と言う小島に行った。ここには白いビーチが有り、海も澄んで綺麗に成った。ローカルな休憩所があり、飲食や休憩が出来る。ここで昼食をして、4時間程自由時間に成った。


         マーク島のビーチ

        一応リゾート?

        休憩所

         ボートボーイの二人

        昼食(オーダ出来た)&ビール
泳ぐ人やシュノーケリングをする人達も居たが、やや波が荒かった。大多数の人は、日陰で寝転がってノンビリして居た。私は歩き周るにしても、端から端まで数分の短いビーチだった。海も澄んで綺麗なのだが、砂地の海で珊瑚が無い。これではシュノーケリングもつまらないのでしなかった。この短いビーチ脇は僅かな平地で、その裏は山の急斜面で平地に漁師小屋が数軒あるだけだった。ツアーの客が来る様に成って、休憩所が出来たのだろう。一応シャワーの出来る水桶も用意されている。こんな小島で水はどうして居るのか、不思議に思い尋ねた。天水を貯めて居るのかと思ったら、井戸から汲み上げて居ると言う。見に行くとポンプで汲み上げていて、地下水が豊富な様だった。元々は水が出る島なので、漁師が住み着いたのだろう。その漁師の小屋の脇には、魚を取る為のカゴが沢山有った。丁度漁師が浜で網を上げていたので、見物に行く。3人程の漁師が網を引き上げていた。獲れたのは20匹程のサヨリだった。一匹づつ網から外して居た。これぐらいの収穫では、自家消費か観光客の料理分しか無い。

         地下水をポンプで汲み上げ

        漁師小屋の脇にあった漁具

          網漁する漁師

          水揚げはサヨリ
 帰りは来た航路を戻った。1時間ほど戻って来た所で、浮き生簀の養殖場に寄った。餌を撒くと魚が群がって、我先に餌に飛びついて来る。いろんな魚を養殖している様だった。港近くに戻って来て、対岸の島に有る巨大な涅槃仏にも寄った。現在建設中でまだ完成はして居ない。顔の部分も足場に覆われていた。胴体の部分を多くの職人が作業をしていた。向かいの桟橋に4時半に到着して一日ツアーの終了だった。

          浮き生簀養殖場

           餌に群がる魚

            巨大な涅槃仏(未完成)

            内部絵付中

           外部制作中
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