小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

出たー!トカラハブ

2009-07-14 23:04:52 | トカラ列島
2009/07/14
 朝食後島内清掃の二日目に参加。今日は集落の通りのブロック塀に着いたツルを落とし奇麗にした。ビッシリツタの様にへばり付いたのを剥ぎ取った。一緒に作業をしている女性が
「きゃあー。ハブだーハブ」と叫んだ。
「エッ?ハブ」驚いて指差した方を見ると、黄褐色の地に黒い銭形模様の胴体が見えた。そしてスルスルと塀の向こう側へ逃げた。宝島と小宝島にはトカラハブが居るのを来てから知った。島民の人も一度や二度咬まれた経験があると言う。しかし死んだ人は居ないと言うがコワーイ。一人の男性がスッ飛んで来て
「何処?何処へ行った?」
見つけた人はコワゴワ塀の向う指差し
「そっちのへ行った・・・」
鎌でヤブを掻き分けていたが
「居た居た!」
と鎌で叩いてこちらへポーンと放り投げて来た。
「ワッ、危ない」
思わず飛び退く。
大物では無かったが、胴体を砕かれのたうち回りながら、鎌首を振り回していた。止めは頭を叩き潰しした。役場に持って行くと500円にで引き取ってくれるとか。今朝俄雨が降ったので、出て来たのだろうと言っていた。
この後お墓の周りや、湯泊荘前のガジュマルの茂る所を片付けてきれいにした。終わった時には汗ダクとなって、急いで全身シャワーでスッキリ。

       ハブが出たブロック塀

       湯泊荘前のガジュマル

            墓地
 昼食後部屋に居ると汗が噴き出して来るので、海辺で涼む。と言っても海岸は磯で木陰は無い。日陰を探すとあちこちに割れ目や洞窟が有り其の一つの具合が良さそうな場所を見つけた。そこで漂流物の板切れをベッドにして暫く寝転んだ。涼しい海風が心地良い。波の砕ける音を聞きながら暫く昼寝を楽しんだ。昼寝の後島周回散歩に出る。日中は流石に道路は焼けた鉄板の上を歩く様な物。2周しようと思ったけれど、途中で断念。天然プールへの道が出来たかどうか行って見た。ツアーのスタッフや村の関係者が様子を見に来ていた。磯に降りると道路より海風が吹いて涼しい。そのまま中西港、大淵、学校下と歩いて行った。
 宿に戻り夕食までの時間を笛を吹いて過ごす。

コメント
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