ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

熊野古道

2013年04月27日 | 旅行記

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  世界遺産のネームバリュウにつられて熊野古道ツアーに参加 した。

  いくつかの参詣道のうち、往時最も多く歩かれたとされる中辺路(なかへち)

  の一部を歩いた。

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  スタート地点の滝尻王子。 王子とは、信仰の道をつなぐために設けられた神社。

  古道沿いに多数あることから「九十九王子」と言われる。

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  初日は雨。終日傘をさして歩いた。    展望の良い場所も雨にけむる。

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         2日目は快晴。       語り部と呼ばれるガイドが要所で説明。

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  案内標識は整然と整備。        500m毎に立てられている番号道標。

  ルートは険しい所もあり、倒れたり歩けなくなって、救助を求める際に、この

  番号がルート上の位置を示す。

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      和泉式部供養塔                  詠んだ和歌

   和泉式部が参詣の途次、月の障り(生理)となり、本宮参拝をあきらめて一首

   を詠んだ。 その夜、夢に熊野権現が現れ、月の障りでもかまわない、と告げ

   たので、参詣できたとの説話がある伏拝王子に件の句碑が立つ

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  古道は多くが山地を通るが、平坦地にも連なって集落の中も通る。

  舗装道路はバッファーゾーンとなるが、このような景観も重要な要素とのこと。

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  林にシダが多いが花は少ない。     竹藪ではタケノコが突き出ていた。