ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

2013年01月06日 | 日記・エッセイ・コラム

          Dscn0182

  休耕田の一部が葦原になった。 雪が降っても穂をつけたまま立っている。

  葦、芦、葭の字が当てられ、ヨシともアシとも呼ばれる。

  茎の中は空洞だが割と強靭で、すだれや屋根葺き材として利用されてきたが、

  今はあまり利用されない。

 

 Dscn0187 Dscn0189

  ところが、思わぬところで利用されていることを知った。  日本の伝統音楽、

  雅楽の楽器の一つ、篳篥(ひちりき)のリードに使われている。

  それは、大阪・鵜殿のヨシ原のものに限られていて、その鵜殿のヨシ原が

  高速道路計画で大規模に消滅するおそれがあり、雅楽にも危機、とのニュース

  があった。









新年

2013年01月02日 | 日記・エッセイ・コラム

   Dscn0122_2      Dscn0121_5

   古希を機に、「卒年賀状」を決意して作成した最後の年賀状。

   元旦に受け取った年賀状の中にもそれが最後を通告したものがあった。

   師走の億劫を免れたい人は少なくないらしい。

Dscn0130   Dscn0131

  2日の午前は晴天。里山のスノーシューウオーキングに。

  沢山に久須志神社がある。 鳥居から神社まで、坂の参道を10分ほど。

  初詣に訪れた足跡がある。

           Dscn0132

  沢山地区で、里地植物相モニタリングを5年間実施し、昨年11月に無事終了

  したので、初詣はここにする。 しめ縄も賽銭箱もない。

          Dscn0142

     神社の裏からバリカン山に向かう。 この時期、群生するガマは存在感の

     ある植物。

Dscn0138  Dscn0159

  木を突く音で、アカゲラを発見。    ウサギが乱舞した跡もある。

            Dscn0150

  バリカン山の山頂に月が出たようにみえるが、雲のフィルターを通した太陽。

  私には、これが今年の初日。

          Dscn0155

           中腹から市街地展望。 中央が神社がある森。