休耕田の一部が葦原になった。 雪が降っても穂をつけたまま立っている。
葦、芦、葭の字が当てられ、ヨシともアシとも呼ばれる。
茎の中は空洞だが割と強靭で、すだれや屋根葺き材として利用されてきたが、
今はあまり利用されない。
ところが、思わぬところで利用されていることを知った。 日本の伝統音楽、
雅楽の楽器の一つ、篳篥(ひちりき)のリードに使われている。
それは、大阪・鵜殿のヨシ原のものに限られていて、その鵜殿のヨシ原が
高速道路計画で大規模に消滅するおそれがあり、雅楽にも危機、とのニュース
があった。
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