ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

2013年01月06日 | 日記・エッセイ・コラム

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  休耕田の一部が葦原になった。 雪が降っても穂をつけたまま立っている。

  葦、芦、葭の字が当てられ、ヨシともアシとも呼ばれる。

  茎の中は空洞だが割と強靭で、すだれや屋根葺き材として利用されてきたが、

  今はあまり利用されない。

 

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  ところが、思わぬところで利用されていることを知った。  日本の伝統音楽、

  雅楽の楽器の一つ、篳篥(ひちりき)のリードに使われている。

  それは、大阪・鵜殿のヨシ原のものに限られていて、その鵜殿のヨシ原が

  高速道路計画で大規模に消滅するおそれがあり、雅楽にも危機、とのニュース

  があった。