眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

土鍋

2011-05-31 03:26:20 | ショートピース
うどんと野菜とキノコの周辺から、まだ沸々と泡が立ち上っていた。「火が落ちたのにどうして?」おじいさんはうどんを掬い取りながら、私の疑問について熱の伝わり方について丁寧に話し聞かせてくれた。「形あるものには終わりがある」空っぽになってもまだ土鍋はあたたかだった。 #twnovel


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