眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

内部告発

2015-04-07 05:26:29 | ショートピース
傘をさす大勢の人々の向こう側で笹をくわえた唇が揺れている。黒と白が溶け出して交じり合うことを恐れ木のてっぺんまで登ったパンダの正体が知れたのは、触れ合い広場からの告発だった。本当は太った関西人。

「えらいすんまへん」

子供たちの期待に答えたかったと園長は謝罪した。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラリー | トップ | 闇の缶詰 »

コメントを投稿