眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

ラリー

2015-04-03 07:11:30 | ショートピース
心の中で一つずつ打ち返す日々だった。打ち負けてなるものか。得体の知れぬものなんかに。必死でラケットを振る内に、心は徐々に無に近づいていった。

「私は何かと闘っているのか、それともただ遊んでいるのだろうか」終わりのないラリーに鍛えられて、少し筋肉がついてきた。
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