眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

みっけものはあるか 

2021-09-06 05:50:00 | いずれ日記
 フードコートのすぐ横では掘り出し物の市が開催されていた。
 衣服、鞄、貴金属、帽子、ベルト、マスク、アクセサリーといった様々な品が適当に並ぶ中で、すぐ近くを通った人々が不意に関心を寄せて立ち寄ったり、その中には家族連れや仕事途中のビジネスマンやただ何となく散歩にきたという人もいろうが、思わず衝動的に何かを買いたくなったりすることもあるようで、金は天下のまわり物とも言われるように、落とすべきところに落とすことが経済を活性化させることになるのかもしれないが、月曜日の昼下がりのフードコートにはちらほらと人影がみえていて、賑わっているというわけではないが、いかにも普段通りの日常だと僕が心の中でつぶやきながら古びたpomeraとしばらくの間戯れていたということは事実だ。
 いずれにしろ本日最終日という赤と白の表示をみる限りは、必要な物を必要とする人は急ぐべきであって、今テーブルの上に置かれたウェルチはきれいなぶどうの色をしているようだ。


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