眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

少女と老婆

2012-10-19 20:41:30 | ショートピース
おばあさんは壁に張り付いていた。しばらくして再びおばあさんを見た時、おばあさんはまだ壁に張り付いていて少し背丈が伸びたようだった。一時間して彼が姿を現すと、ようやく壁は時の重みから解放されて自由になった。「もう、遅い!」彼の腕を力一杯引きながら、少女は歩き出した。#twnovel


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