眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

迷いの中に見つける一手

2022-11-05 01:15:00 | 詰めチャレ反省記
 理想は初手がぱっと閃いて終点まで見えること。逆に終点がぱっと見えて初手が閃いてもいい。瞬時に見えて読み切れることがベストだが、閃かない時もある。そういう時に多いのが、初手にふらふらと指して(時にはとんでもない手を)、そのままそれが敗着となってしまうことだ。

 詰めチャレは詰将棋とは違うので、初手や正解が1つと決まっているものではない。だが、実戦と同様に「この手だけはない」という手は当然あり得る。正しい終点が見えなくても、完全に間違った終点/方向が見えることも、実は重要なヒントになるのだ。

「こうすると王手が続かない」「この形だけは駄目」そこに気づけば、その逆を選ぶこともできる。選択を迷っているならチャンスはあり、本当にわからない時には迷うこともできないのだ。不詰になる筋を切って正解に近づくことができれば、たどり着ける可能性は上がるだろう。


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