眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

黙殺

2012-03-20 21:45:40 | ショートピース
歌が始まると間もなく人が立ち上がった。驚きを込めて私は人を見つめる。天国へと向かう緊張と期待に満ちた階段の途中で、次々と立ち上がる虚ろな顔の人々。みなが立ち上がり、失格の烙印が私の口を封じてしまう。「なぜ?」なぜ座っていてくれなかったのだろう。たった一人でも……。#twnovel


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 星々のためらい | トップ | 声なき声 »

コメントを投稿