眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

夕暮れ

2011-09-21 18:30:15 | ショートピース
本物であることを確かめるように猫はぺろりと一万円札を舐めた。「ありがとう」お魚の入った袋を大事そうに受け取ったお婆さんはぺこりと頭を下げるとくるりと回って歩き始めた。「お婆さんお釣り!」猫はお婆さんを追いかけ店から一歩だけ出た。そしてうっとりと夕暮れ空を見上げた。#twnovel

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