
画:ユーリー・ヴァスネツォフ、作:コルネイ・チュコフスキーの「ぬすまれたおひさま」(発行年1979年)です。

ロシア・ソ連の絵本を扱っている「ふぉりくろーる」、毎日、Facebookで楽しく美しい絵本を紹介していますが、3冊取り寄せてみました。
「ぬすまれたおひさま」はその1冊です。
ロシア語は全くわかりませんが、ユーリー・ヴァスネツォフの絵を見ているだけでも楽しいです。
すべてのページではありませんが、紹介しますので、お話を想像してみてください。






ソ連時代もはじめ、ロシアの絵本の美しさ、見事さは世界的に有名です。
何年か前にロシアに出かけたときにも何冊か買って帰りましたが、久しぶりに少し古い本を手に入れることができて、ゆたかな気持ちになっています。
いっしょに求めた「ロシア民話しっぽ」、「ロシアのわらべ歌 50匹のコブタ」の2冊を、しばらくシリーズで紹介します。
ロシア・ソ連の絵本のお店 ふぉりくろーる
こうして絵をみながら想像するのもいいですね。
ロシア、ソ連の絵本、たくさんありますね。
色がきれいです。
トルストイ作の「3匹のくま」の絵が、同じ画家のユーリー・ヴァスネツォフで、彼の絵がすきなんです。
ロシア・ソ連の絵本は動物の描写、擬人化が秀逸です。
惚れ惚れと見とれてしまいます。
買った絵本のなかから、すこしづつ紹介します。
みんなくまさんに感謝してるのかな。
ふくろうさんの目の表情、かわいいですね。
ぬすまれたおひさまをくまが取り返しに行って、みんなが大喜び、絵を見ているとお話の大筋が分かるし、古い本なので、実物は紙がこなれていて、インクの発色もよくて、ページを切り取って、額装したい感じです。
主に左側の文字のページの装飾が美しいですね。
どちらのページのふくろうさんもいい感じです。
わ、ワニがお日様食べとる(笑)
ストーリーのイメージ…
そう、おひさまを盗んだ犯人はわにでした。
想像力がゆたかでないと作れないお話ですね。
画家はもちろん、お話の作者コルネイ・チュコフスキーもすてきな人です。