
広島市立大学芸術学部公開講座2015の映像メディア造形、コマ撮りアニメの撮影がはじまります。
まず、舞台設定をして、カメラアングルを決めます。

この舞台は、Oさんの「たっくんの部屋」

Sさんの「パンの部屋」

アーマチュアをすこしづつ動かしていきます。

Yさんの「ラプンチェルの部屋」

高校2年生のCさんの「カメラの部屋」

中学2年生のMさんの「ひろたかの部屋」

Oさんの「デザートの部屋」

2日目の午後から4日目の午前中にかけて、7人が1本5秒間の60コマを2本分スタジオで撮影、午後、パソコンで効果音と音入れの作業を先生に手伝っていただきながら、作品が完成しました。
その作品を、先生が順不同にワンルームマンションの各部屋に配置してくださり、1本の作品「ワンルームマンションストーリー」になりました。
ワンルームマンションに住んでいる住人がそれぞれの部屋でなにをしているかが、ストーリーになっているので、題が「〇〇の部屋」になっています。

シアターで、みんなで作品を鑑賞しました。
9つの部屋に、次々と灯りがともります。
灯りが灯った部屋で、住人たちはどんなふうに過ごしているのでしょう。
私が作ったふたつの部屋の物語は、つぎの「テディの部屋」と「折り鶴の部屋」をクリックしていただくと、You Tubeで見ていただけます。
「テディの部屋」
「折り鶴の部屋」
受講生のみなさんの作品がひとつになった「ワンルームマンションストーリー」もYou Tubeにアップしてくださっていますが、限定公開なので、見たい方はコメントしてください。
mixiかFacebookで個人的なメッセージが送れる方には、アドレスをお送りします。
みなさん、なかなかの力作です。
想像してたよりずっとアーマチュアが小さいようで、小さなアーマチュアを少しずつ動かしていくのもさぞ大変だったことでしょう。
junさんの2作品も拝見しました。
もっといろいろなお話も見てみたいと思わせるくらいに、どちらも素敵な作品に仕上がっていますね。
残念ながら今使っているパソコンにスピーカーがないので効果音のついたものは、家に帰ってからもう一度拝見します。
他の方々の作品も見てみたいです。
テディの部屋はあっという間にベアさんが出てきてびっくりです。でも最後テディさんが手をひろげるところが
素敵です。
折り鶴の部屋は音楽とともに折れて鶴が優雅に飛んでこちらに迫ってくるのがすてきです。
大変な動力なんですね。やったかいがあった2作品に拍手です。
ワンルームマンションの住人たちもいろいろですね。いろんな人の構想が見える形になると、本当に一人一人の人は、その人だけなんだなと思わされます。
junさんの二作品、娘と拝見しました。少しずつ動かして写真を撮ったものを5秒間で一連の動作にしているのだヨ、と教えると、とても驚いて感動していました☆
アーマチュアの身長は25センチくらいです。
今回はみんなが使いまわすので、頭だけをつけていますが、普通は体も両手足も肉付けをして使います。
それでもかなり小さいので、腰をかがめての作業だし、体力がいります。
全員の作品に音楽と効果音が入っています。
アドレスをお送りしていますので、初心者の作品ですが、楽しんで作っているのが分かっていただけるかと思います。
>Donnさん
7人が5秒間のを2話づつ作りました。
10秒続けて1話にした人もいるし、1話づつ完結させて2話にした人もいます。
それぞれが考えた「ワンルームマンションストーリー」でした。
住人たちの個性が出ていると思います。
>ツチノコさん
中学2年生と高校3年生のお嬢ちゃんたちは、先生に「(入学を)待ってるよ~」と期待されていましたよ。
感性もいいし、絵は上手だし、パソコンも使いこなせるし、年代の差を感じましたが、お弁当を食べながら話もはずんで、楽しい時間でした。
お嬢ちゃんといっしょに見ていただいてありがとうございます。
根気の要る仕事なのでしょうね。
アニメの手法のなかでも、立体のコマ撮りアニメは一番労力がいるといわれています。
その分、達成感が味わえるともいえますが、体力がないので、なかなか再挑戦はできません。