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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

一升餅

2014-07-25 09:18:16 | 日記
今週に入り、電車に乗る人の様相が変わってきた。朝の通勤時間帯にはこれから旅行に行くのだろう家族づれ、帰りには花火大会か夏祭り帰りの浴衣姿の若者たち。皆、夏休みを満喫するぞオーラで満ちている。
我が家の娘も人生初の夏休みを迎えたが、普段から幼稚園には遊びに行っている感覚のようなので、夏休みの良さを知るのはもう少し先になるだろう。これから何十回と訪れる夏休みを利用し、普段味わえない様々な経験をしてもらいたいものだ。

夏休み最初の週末、我が家では早速田舎に帰り、私と妻の両親を招き息子の初の誕生日を祝う会を催した。
子供が産まれるまで恥ずかしながら知らなかったのだが、満一歳のお祝いとして、一升餅を背負わせたり、踏ませたりする祝いの行事がある。
一升餅には、「一升」と「一生」を掛けて一生食べ物に困らないようにという意味が込められている。
それを背負わせるのは、「背負餅」と呼び、子供が背負い立てない姿、転ぶ姿を将来への夢や希望の願いを込めて親は見守り、一生の重みを感じさせると言う意味があるらしい。
踏ませるのは、「踏み餅」と呼び、一升餅を大地にたとえ「大地にしっかり足をつけ歩んで行けるように」と願いを込める というものだ。

息子は、ようやく つかまり立ちができるかできないかぐらいの状態のため、無理だろうと思いつつも、祖父が用意してくれた一升餅を風呂敷で包み背負わせてみた。
2kg近くあるだろう一升餅を背負い、意外にも平気な顔で立っている。「おーーーーー」というおじいちゃん、おばあちゃんの歓声のもと、写真撮影会がスタートした。
上の娘の時は、一瞬すら立っていられなかったので、「男の子はやっぱり筋肉のつき方が違うのかなー」なんて考えていたのだが。

写真撮影が一通り終わり、一升餅をおろしてあげると、「すごい、すごい」と言いながら全員席に着く。単純なのは大人たちだけで息子は違っていた。
皆が席に着き、落ち着いた様子になると、息子は隣にいた母親の顔を見て号泣。彼は必死に耐えていたようだ。周囲の何だかよくわからない期待を子供ながら感じ取り、一生懸命頑張っていた。
一歳にして既に形成されつつある個性というか人格。子供の成長は早く、毎日しっかり向き合わないと彼の良さを見逃してしまうだろう。

さて、今夜はグループメンバと語り合う会が催される。メンバの良いところをたくさん見つけてきたい。(ほ)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
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