ご存じの方も多いと思うが、先日Windowsの最新版であるWindwos 8 の開発者向けバージョンが公開された。VISTA や7の際には開発者版には見向きもしなかったが、今回ユーザーインターフェースが大きく変っていることもあり、とりあえず触ってみたいという気持ちが強く、空いたPCにインストールをしてみた。
英語版しか無かったが、同じ思いの人が多いのか、ダウンロード完了まで4時間以上かかった。インストールは特に詰まるところも無くスムーズに行うことが出来、その後、再起動。今までとは違う起動画面。一番わくわくする瞬間である。ログイン後に現れた画面はカラフルなタイルが並べられている。この画面が新しいWindowsのスタート画面となる。
今度のWindows8は今後PCの主流がタブレット型になっていくことを意識し、タブレット型PCと従来型のデスクトップPC、ノートPCで同一のOSを使えるように設計され今回のようなインターフェースで作られたらしい。
今後新しく作られるアプリケーションソフトは、基本全画面で動作し、切替は画面をスライドして行う。旧来の資産を生かすために、デスクトップも残されており、古いアプリケーションについてはこちらで動作するようになる。古い物を保証しつつ新しい物を取り入れないといけなかったマイクロソフトの非常に苦心した様子が伺える。
旧型のPCでも問題無く動き、動作は軽快だが、触ってみた素直な感想としては、まだまだ異なる物を無理矢理くっつけた感が強い。昔からPCを使っていた人も、初めてパソコンを使う人も、とまどい、慣れるまでに時間がかかるのではないだろうか。しかしMetroUIのインターフェースは斬新であり、まだまだ追い切れていない機能も多く、いろいろと触ってみたいと感じている。紹介されていた機能で今回の版では搭載されていない機能もあるようなので今後も引き続き追っていきたいと思う。OS単体でいろいろと探ってみたいと思う物も久しぶりである。
Windowsとの付き合いも長い。Windows95を始めとしてNT,2000,XP,VISTA,7と移行してきた。(98,meは縁が無かった。)Windows95が発売された当時の騒ぎもよく覚えている。一般家庭へのPCの普及、企業のホストコンピュータからのダウンサイジングに伴い、マイクロソフトは大きく業績を伸ばしコンピュータ業界の超巨大企業へと成長した。独占的巨大企業ゆえにやっかみも含んだ批判を受けてきたが、マイクロソフトはコンピュータ業界に大きな影響を与え続けてきた。しかしインターネットの普及に伴い、Googleを始めとしたネット企業が大きく成長し、それと反比例するようにマイクロソフトの影響力は小さくなってきている。
この業界のスピードは非常に早い。大きな勢力を保ってきた企業がいつのまにか姿を消し、新しい企業が短期間に大企業へと成長する。マイクロソフトも、Windows,Officeの競争力がどんどんと低下する中、ネットへの移行を積極的に図っているが、残念ながら順調にいっているとは言い難い。Windows8では従来のローカルアカウントに加え、Windows Live CDをアカウントとして使用出来るようになっている。Apple、Googleと同様に自らのネット空間に取込み、巻き返しを図る考えなのだろう。
最終的にはユーザーのニーズに柔軟かつ迅速に対応出来る企業が生き残っていく。今後業界の勢力図がどのように変化していくのか注視していきたい。
(菊)
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