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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

イブ

2013-12-24 12:00:45 | 日記
 クリスマスが終わるといきなり今年の締めの納会を迎える、という会社も多いと思う。慌ただしい、というか落ち着かない。そもそも師走と呼ばれる時期である。せわしなくても仕方がない。わが社も会社としては27日が今年の最終日になっている。もちろん、コンピュータシステムは年末も年始も稼働する場合が多い。保守運用的な業務にあたっている者には年末も年始も関係ない。新システムを開発している技術者で、この年末年始が導入時期にあたっていれば、今頃はピリピリした空気の中にいるだろう。中には年度末を目指して開発にあたっている者もいる。私の周囲にはこのスケジュール感で動いている者が多い。遅れを取り戻すために年末の休みを潰す覚悟をしてしまった者や、1日でも長く休みを取るために超サイヤ人のように髪の毛を逆立てて作業を続けている者もいる。ただし、残念ながら作業態度と作業生産性は一致しないようだ。悲しい現実である。

 師走とはいえ、週の初めとはいえ、クリスマスイブだ。少しはおごそかに、聖なる雰囲気に触れたいものだ。日本海側の地域ではすでにかなり雪が積もっている。街角のどこかからトナカイに引かれたソリが現れても不思議ではない空気に包まれているだろう。しかし、ありがたいことに横浜は今日も晴天で雪どころではない。トナカイもサンタクロースも街角に立っていたら何かのイベントか客引きと間違われて時間給で働かされてしまうかもしれない。巻き込まれたアルバイトをしっかりやり遂げてから本来の仕事を始めるなら、活動開始はきっと星が輝く頃だろう。スケジュール遅れを取り戻すためにやれるだけやったお父さんが仕事場を出て家路に着く頃かもしれない。

 本来なら家族みんなで大粒のいちごが載った真っ白なケーキを頬張っていたかもしれないお父さんが、たった一人よその家の明るい窓を眺めながら急ぎ足で帰り着くまでの間に、そりに乗ったサンタクロースがすっと頭上を走り過ぎているかもしれない。玄関のドアを開ける瞬間に急に温かいものが胸にあふれたならきっとそうだ。

 どこにでもあるあたり前のことの全てが、見る人の気持ち次第で大きく意味を変える。見えなかったものが見えてくることもある。クリスマスは日頃見えなかった優しさが見える日であって欲しい。メリークリスマスという言葉にはそんな優しさがある。

 明日の朝、プレゼントをもらって喜ぶ子供たちの顔を見て喜ぶお父さんやお母さんが嬉しそうに電車に乗り込んでくるのを楽しみにしたい。メリークリスマス(三)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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