ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

スウェーデン(Sweden 🇸🇪): Greta Thunberg urges

2019-04-17 14:02:46 | 日記
2019年4月17日(Wed.) Greta は頑張っているようですね。応援したくなります。また、彼女に触発されて関連することを勉強をしたり、抗議活動に参加したり、気候変動や持続可能な社会に関する意識を高めている子供達も多いことでしょう。 一方で、日本のマスコミ・メディアは、ほとんど報じていないのではないでしょうか(僅かには見ましたが)。 ( ニュースソース: THE LOCAL.se 4月16日発 )

<原文の一部>
Greta Thunberg urges EU voters to back child climate activists
Greta Thunberg は、EUの有権者に対し、子供の気候変動活動家を支持するように主張しています。


Greta Thunberg speaking in Strasbourg on Tuesday. Photo: AP Photo/Jean-Francois Badias

During a visit to the European Parliament in the French city of Strasbourg, Thunberg, 16, told a press conference that time is running out to stop the ravages of global warming.

"I think it is essential to vote in the European Union election," Thunberg said when asked about the May 23rd-26th elections for a new European Parliament.

"I'm not going to vote in the European election because I can't," she said, because she is too young to vote in Sweden.

"Therefore it's especially important for those who actually can vote to give us that in order to speak on behalf of people like me who are going to be affected very much by this crisis."

Following a meeting with European Parliament President Antonio Tajani, Thunberg urged voters to use the opportunity to "influence the decisions" on climate taken by elected and appointed officials.

"We still have an open window that is not going to be open for long in which we can act," she said. "So we need to take that opportunity to do something and they [politicians] should do something."

(超抜粋) フランスでのEU議会に参加している際に発言しました。地球温暖化の惨事をストップするための時間はもう待ったなし(時間切れ)だとプレスに言います。
” EU議会の選挙に行くことは必要不可欠のことだと思います。“ 5月23〜26日で行われるEU議会の選挙に関して尋ねられた時に彼女は答えました。
“ 私はEU選挙には投票に行かないけど、何故なら、出来ないからですが ” と語ります。彼女は、スウェーデンでは投票には若すぎるからです。
“ しかし、こうした気候変動に関する危機に影響を与え得る人のためにも重要なことなのです。”
EU議会の大統領と面談した後、彼女は、有権者たちにこの機会を生かして欲しいと主張したのです。(注: 原文を参照下さい。)

During a visit to Brussels in February, Thunberg urged the EU to double its ambition for greenhouse gas cuts, upping its target from 40 percent to 80 percent by 2030.

Under the 2015 Paris deal to limit global warming to well below 2C, the EU has pledged to cut greenhouse gas emissions by at least 40 percent by 2030, compared to 1990.

EU officials are now talking of increasing the figure to 45 percent.

The UN's Intergovernmental Panel for Climate Change (IPCC) has said warming is on track toward an unliveable 3C or 4C rise, and avoiding global chaos will require a major transformation.

(超抜粋) IPCCとしても、温暖化による地球規模の混乱を回避する為には大々的な転換が必要だと述べています。

***

つい最近、TV番組でプラスティックによる海洋汚染について見る機会がありました。 内容は、汚染の現実を知る意味では意味がありましたが、もっと、多くの市民が見られる時間帯やチャネルで報じて欲しいものだと痛切に感じました。しかも、繰り返し・・・です。

廃プラスティックは、海洋汚染だけでなく、地球温暖化(メタンガス排出)にも悪影響を与えているそうです。従って、少なくともシングルユース(使い捨て)のプラスティック製品からは脱却する必要がありますし、一方で、海洋に流出させてしまっている10大河川( 関連情報はこちらのサイトから)などの問題にも歯止めが必要であることは言うまでもありません。

何度でも言いますが、バラエティー番組によって、時には気分転換や笑いを得ることが出来ますが、そうした類の番組ばかりでは、市民は・国民はバカになるだけです。 知らないのです、知らされていないのです。 このことに関するマスコミの責任は重大だと思います。

さらに、こうした地球規模の差し迫った問題よりも、近隣国との危機を煽ったり、軍事費を増長させたり、守るべき平和憲法を改憲するなどと血迷ったことを叫んだり、新元号だ、平成最後だと、本質問題を国民の目から逸らすことばかりを企む安倍政権は、史上最悪の政権であると断じます。

こうした世界の耳目と日本の国内情報を比較して見ていると、日本は実に奇異な島国だなと思えるのです。まるで、鎖国時代みたいです。

*** 下の写真は。記事内容とは関係ありません。



***