四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

菜園風景 2019年06月30日 (福岡出張の帰りに)

2019-06-30 | 菜園風景

週末の福岡出張帰り、実家に立ち寄よりました。
相変わらず、きれいな畑です。

親父が老後の趣味の延長で始めた野菜作りでしたが、
とても85歳の後期高齢者とは思えない仕事振りです。

ミニトマトとキュウリの収穫を手伝いました。


鶏舎の鶏(ニワトリ)も、元気です。


約60~70羽を平飼いして鶏卵を近所の道の駅に出荷しているようですが、
来週、雛鳥が更に40羽程、増えるのだとか・・・。
産みたての朝採り卵を頂いて帰ります。


実家から最寄り駅までを久々に歩いてみましたが、
川伝いに、散策路が出来ています。


この町は、漂泊の俳人、種田山頭火とゆかりがあり、
その当時の風情を句にした、山頭火の碑が、其処ここにおかれています。

「香春岳にはいつも心をひかれる。 一の岳、ニの岳、三の岳、
それがくっきりと特殊な色彩と形態とをもって峙えている。
よい山である、忘れられない山である。」 (昭和七年四月二十九日 山頭火日記より)


香春岳といえば、五木寛之 の小説「青春の門 」筑豊編の第1章の冒頭にも、
以下のような、この山の描写が書き記されています。
******************************************************************
「香春岳は異様な山である。決して高い山ではないが、そのあたえる印象が異様なのだ。
・・・(中略)・・・一の岳は、その中腹から上が、醜く切りとられて、
牡蠣色の地肌が残酷な感じで露出している。
山麓のセメント工場が、原石をとるために数十年にわたって休まずに削り続けた結果である。
・・・(中略)・・・それは・・・目をそむけたくなるような無気味なものと、
いやでも振り返ってみずにはいられないような何かがからみあって、
香春岳のその異様な印象を合成しているのかもしれない。・・・」
******************************************************************

この一の岳も、今は当時の半分以下の高さとなり、そのセメント工場も閉鎖され、
多くの関係者がこの町を離れていきました。 

時のうつろいを感じてしまいす。

酒と、行乞と、句作の日々を送った放浪の俳人、種田山頭火が見ていたであろう当時の山河と今とでは、
その様相も大きくかわっている事でしょうが、
それでも、自分達が生まれ育った故郷である事は、いつまでもかわりません。

帰るべき故郷があるという事は、本当にありがたいものです。

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梅雨入りの菜園

2019-06-09 | 菜園風景

7日、関東甲信も梅雨入りし、今日の畑は、雨が降ったり止んだりの天気です。

昨日(8日)は、雨がなかったので、会社の若人たちが収穫のお手伝いに来てくれました。

超浅植え黒マルチ栽培のジャガイモを全て収穫

地上部の茎を切り取って

マルチをはがせば、芋がごろごろと出てきます。
「芋ほり」と言うより、「芋ひろい」といった感じで、取り残しがなく
楽に収穫でしました。


雨の降る前に、タマネギ、ダイコンも全て収穫できました。


今日は、昨日立てたパイプ支柱にキュウリの苗を植えつける予定でしたが
来週までおあづけ・・・。

いよいよ関東も、梅雨に入りました。畑の野菜達には、恵みの雨。
スカシユリの花が、今年も綺麗に咲いています。

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菜園風景 2019年05月04日 令和元年、みどりの日

2019-05-04 | 菜園風景

庭先に咲く羽衣ジャスミンが甘く香っています。

平成最後の4月は、週末の出張続や休日出社が続いて、
畑の野良仕事は、3週連続で休業状態でしたが、
元号も令和となり、この10連休後半、
漸くまとまった時間がとれて、畑に出る事が出来ました。(^_^)v

ジャーマンアイリス(ドイツあやめ)が綺麗に咲いて、
初夏の風に揺らいでいます。


まずは、ポットで育苗していたトウモロコシ(ゴールドラッシュ)を

畑に定植して・・、

爽やかな五月晴れ天気の下、
今日・明日は、夏野菜の種蒔き/定植ラッシュとなりそうです。


【菜園備忘録】:みどりの日(みどりのひ)とは、

 国民の祝日に関する法律によれば、

 「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」
 ことを趣旨とする、ゴールデンウィークを構成する休日の一つである。

 1989年(平成元年)から2006年(平成18年)までは4月29日であったが、
 2007年(平成19年)祝日法が改正され、同年以降の4月29日は「昭和の日」、
 従前の「みどりの日」はそれまで「国民の休日」であった5月4日に移動した。

 そもそも4月29日は、「天皇誕生日」で、昭和天皇の誕生日をいわう国民の祝日として
 制定されたが、その後1989年(昭和64年)1月7日の平成(明仁)上皇即位により、
 天皇誕生日は平成(明仁)上皇の誕生日である12月23日に改められることとなり、
 4月29日を「みどりの日」と改めた上で祝日として存続させた経緯がある。

コメント (2)
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菜園風景 (福岡出張帰り、実家の畑)

2019-03-17 | 菜園風景

2019年3月中旬、「平成」の世も、あと僅か。

今月も広島、福岡への週末出張がめじろおしで、

自宅の週末菜園が、中々はかどりません。


今回は、福岡出張の帰り、久々に実家により立ち寄る事が出来ました。

 

大葉春菊は収穫のピーク!相変わらず綺麗な畑です。

 

冬に採り残した青梗菜や白菜が一斉に花を咲せ、山の中からは鶯の鳴き声が聞こえて、

九州の春を感じます。

 

鶏舎小屋のニワトリも元気です。

 

畑の青菜を切って米糠、牡蠣殻を混ぜた特製の餌を作って与え、

 

 

今朝、産んだばかりの卵をいただきます。

 

1日に約60~70個の卵を回収して、それを毎日、道の駅に出荷するのが、

趣味と実益を兼ねた、親父の老後の楽しみの一つになっている様です。

 

今日は、天気も良かったので、実家の畑で、春キャベツとウコンの収穫を手伝いましたが、

 

花粉も飛んでるし、結構、腰に来ますねー。

 

 


実家は、約400坪の畑と、100羽近い鶏の世話を、今年86歳になる親父一人で切り盛りしている姿には、

頭が下がるというか、趣味の野良仕事の範疇を超えているのでは・・・と。

 

その他にも、毎朝の弓道場に通い、町の生涯学習では、パソコン講座の講師をしたりと、

まったく後期高齢者とは思えぬ活躍ぶりですが・・・。

あまり無理をせず、年相応に元気で居てくれる事を願うばかりです。


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謹賀新年 2019年01月01日(元旦)

2019-01-01 | 菜園風景

新年、明けましておめでとうございます。

2019年(平成31年) 元旦の菜園です。

今年の初日の出は、雲の切れ間からとなりましたが、

今年も、充実した一年となりますよう、

一日一日を元氣に、健やかに、過ごしてまいりたいと思います。

今年も、何卒、宜しくお願いいたします。

コメント (9)
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