柔道つながり ~からみつく大外刈~

柔道を通じてたくさんの人と出会い、成長できました。
柔道に興味のある人も、無い人も、コミュニケーションしましょう!

全日本柔道選手権大会

2015年04月29日 | 柔道
ポール・マッカートニーのライブ翌日に、同じ日本武道館にて表記大会が行われました。


木下泰成選手の並々ならぬ秘めた闘志が感じられ、今日は何かやってくれそうな雰囲気です。




【2回戦】

熊代選手(東京代表・ALSOK)に判定勝ち(3-0)!


強敵相手に危なげない柔道で、見事判定勝ちを収めました!祝全日本初勝利。


【3回戦】

高橋選手(東京代表・新日鐵住金)に僅差負け


本当に惜しい試合でした。長身でケンカ四つの相手に、なかなか引き手を持たせてもらえず、勝負に行きづらそうに見えました。


手に汗握る名試合を見せてもらえました。木下選手、本当にお疲れ様でした。

部員たちも先輩の活躍に、とても喜んでいるだろうと思います(^_^)



決勝戦は…


原沢選手と七戸選手の激突でした。

結果はご存知の方も多いとは思いますが、原沢選手が大内返しで有効を奪い、見事優勝を果たしました。
勝利が確定した瞬間、日本大学関係者の皆さんが歓喜の雄叫びをあげ、会場が揺れる程に感じました。



日本一を決めるこの大会、勝負師たちが激突する独特の雰囲気、本当に学ぶことが多いです。

ここで得た何かを、生かせられるようにしたいと思います!

柔道つながり

2015年04月28日 | 柔道
明日行われる全日本柔道選手権大会の観戦のため、東京へやって来ました。


今日行われた高段者大会を見に行けなかったのは残念ですが、尊敬する先輩と会えて嬉しい限りです。

《ボス猿》と呼ばせてもらった棚橋さん、豪快な性格で今も夢…というかハッキリした目標を追っている。本当に刺激を頂きました。
大学も違うし、ただ学生時代に合宿で仲良くしてもらってただけでしたが、卒業してから京都でチームを作って一緒に大会に出させてもらったり、家に泊めてもらったり、賀茂川でチーム全員で坊主にしたり…本当に柔道つながりを感じさせてもらった先輩なのです。

どうもありがとうございました(^_^)



明日は本校OBで藤村先生の愛弟子・木下選手が出場します。

日本最高峰の大会で出場するだけでもスペシャルなことですが、ベストを尽くして、ひとつでも上に上がってもらいたいと思います。



さて!

高校生はと言いますと…



試合翌日も朝練やってました。



そして、その次の日の朝も…



地道に、淡々と、黙々と…

社会人になってから、これが出来る人は強いなと思うようになりました。





東京は面白い。

陰と陽を教えてもらえます。

いろんな世界を知り、いろんな常識を知って、自分の常識も考えていかないといけない。そう思います。

平成27年度 和歌山県ジュニア体重別選手権大会

2015年04月26日 | 柔道
上位3名までが近畿ジュニアへの出場権を得ることができる大会です。


新入生が加入し、2・3年生も上級生として意識が変わってきました。
今年度初の大会ということで、これまで取り組んできた成果を出せるのかどうか?が焦点になってくる大会です。

本大会、浦島先輩が応援に駆け付けてくれました。

卓球部引退後、3年生から柔道部の稽古に参加。なんと進学先の大学で、柔道部に入部したド根性男です(^_^)
目指せ黒帯☆


《男子》

【55kg級】

たいち(1年) 初戦敗退


【60kg級】

あっちゃん(3年) 優勝

かんちゃん(2年) 初戦敗退


【73kg級】

いとやん(3年) 2回戦敗退

リョーゴ(3年) 棄権

りく(3年) 準優勝


【81kg級】

カイト(1年) 初戦敗退


【90kg級】

マサル(1年) 初戦敗退

シューゴ(2年) 初戦敗退


《女子》

【78kg級】

ちはる(1年) 棄権(ただし出場者3名のため、近畿ジュニア出場)



※あっちゃん、りく、ちはるの3名が近畿ジュニアの出場権を得ることが出来ました。




ということで!

キャプテン・あっちゃんが優勝!

おめでとう。ニヤついてますよ~


準優勝のりく


おふたりさんで☆

2人は高校生になって、初めて上位進出に成功!
これまでの努力がようやく実ってきました。本当におめでとう☆



1年生は、みな負けてしまいましたが、自分の課題について気付くきっかけになる内容だったので、これからでしょう。

2年生は、もう一歩の成長と勇気を持って。

3年生は、成長を感じられるようになってきた。



本当の勝負は、本当の苦しみはここからです。総体までどこまで考えて、悩んで、失敗して、成長できるのか?

これから過ごす1日1日が、本当に大切な時期です。

熱い夏が始まります。



最高のお天気

2015年04月25日 | 柔道
本日も大阪南部・和歌山北部は快晴☆

最高のお天気が続いております(^_^)

朝から行きつけのコメダ珈琲でモーニングして、読書タイム作って、優雅な気分のまま9時半から稽古。


横では空手部・剣道部も稽古に励んでおり、良い刺激を頂いてます

膝を負傷したリョーゴ(3年)は体幹トレーニング

怪我で乱取りを控えているかんちゃん(2年)とちはる(1年)は打ち込みで調整

貪欲なリョーゴ先輩はカイト(1年)を乗せてトレーニング続行!

腰痛がマシになってきたので、稽古後は1人リハビリがてらにトレーニング

ホンマにええ天気で、さわさわさわ…と心地よい音が聞こえてきます

トレーニングから帰ると、柔道家から普通の高校生の顔に戻っていました(笑)


さぁ、明日は和歌山県ジュニア体重別選手権大会です。

上位3名に近畿ジュニアへの切符がもらえます。

10時より和歌山県立武道館にて。

応援よろしくお願いします(^_^)

平成27年度 柔道部保護者会

2015年04月22日 | 柔道
4月20日(月) 19:00~

視聴覚室にて行われました。

保護者の皆様の温かい支援があるからこそ、ハードな稽古や遠征に参加することが出来ます。

そして、子を想う保護者の方々の気持ちがヒシヒシと伝わって来て、気持ちが引き締まります。子ども達も表には出しませんが、絶対にその気持ちは伝わっているはずです。


それにしても、僕はここで勤務8年目を迎えるわけですが、保護者の方々のチームワークには毎年関心させられます(^_^)

これはある意味、伝統になってきているような。

なかなか思い通りの結果を出させる事が出来ず、悔しい思いをさせていますが、これから始まるシーズンに向けてベストを尽くしていきたいと思います!

どうもありがとうございました!



さて、日曜日の和歌山県ジュニアに向けて毎日汗を流しております。

ベストを尽くして、近畿ジュニアへの出場権を獲得してもらいたい!
なかなか厳しいハードルですが、実現不可能ではありません。

自分の長所と短所をしっかりと考えた上で、試合を組み立てて行きましょう。

木下泰成君 激励会

2015年04月18日 | 柔道
本校OBの木下泰成選手(兵庫県警)が近畿選手権を突破し、3度目の全日本柔道選手権大会への出場を成し遂げました。


藤村先生、藤戸先生、阪部先生の魂を受け継ぎ、本当に直向きに頑張る木下君の姿勢には頭が下がります。

本当に謙虚で、静かなる闘志を秘めた彼を応援したくなります。

ということで、和歌山市内のレストランにて行われた激励会に参加させてもらいました。



現在の部員たちも木下先輩に憧れ、高みを目指して努力する姿勢を見せてくれます。



ありがとうございました。

そして、柔道つながりを感じつつ、酔っ払わないと買わない220円のお茶を飲みながら、帰路につきたいと思います。


“常識”について考えること

2015年04月18日 | お仕事
おはようございます。


入学式から1週間が経ち、初々しさと少しの緊張感を持った1年生たちと過ごしました。
様々な連絡や書類提出の仕事に追われ、バタバタしておりましたが、やっと落ち着きを取り戻し、世界史の授業準備もできるようになってきました。

今年度から世界史Bの教科書が山川出版になり、新たな気持ちで歴史の勉強に取り組めそうです(^_^)



さて、前回のブログで“常識”について書かせてもらいました。

これは本当に尺度が人それぞれで、その許容範囲も様々だと思います。

僕はこれまでの経験で、これはやってええ事、あれはやったらあかん事、という風に大まかなラインを書き、それに沿って行動しているわけです。

ただ、自分の日常的な行動範囲を考えてみると、自宅と職場、柔道場あたりがベースになっており、社会の動向や世界の流れなんてものは、もっぱらネット・テレビ・書籍から得るしかありません(ほとんどの方がそうだと思いますが)。

なので、常に自分の中の“常識”をバージョンアップする必要があると感じています。

人として間違った事は、いつの時代もどの地域でも、してはいけないのでしょうが、価値観は流れ変わります。

「部活」の位置付けなんて最たるもので、ネットなどでは偉く取り上げられており、僕も色々と考えさせられます。

『公立中学校 部活の顧問制度は絶対に違法だ‼︎』

↑このブログが教育界に投げ掛けた波紋は大きいと感じています。

ここでは、部活顧問制度の賛否については触れません。



ずっと柔道部と関わって生活してきた自分としては、部活に対して疑問を感じたことはあまりなかったのですが、一般的な“常識”から見ると、「なるほど、そういう意見もあるんだな」と頷いてしまいます。

これも“常識”が変わりつつある一例だと思います。



また、働き方の“常識”も大きく変化しています。

例として、中学校柔道部からの先輩で、関東地方を拠点にスポーツトレーナーとして起業し、活躍していた原口夏樹先輩について紹介させてもらいます。

昨年、事業を辞めて、次のステップへ進むという話を聞きました。

大阪に帰ってきた時に、実際に会って話を聞いてみると…

かつて僕がやりたくても実行に移せなかった世界一周という選択を実行に移すために、先輩は前々から準備して事業を畳んだのです。

先輩の世界一周には、はっきりとした目標があり、自由な働き方を見つけるための旅であるという風に感じました。

世界の旅の企画書

↑詳しくはこちら


今の自分の“常識”では、実行不可能な選択ですが、このような思考を持って実行に移す人が多く出現しているのだな、時代は大きく動いているんだな、と感じました。

賛否両論あると思いますし、現実はそんなに甘くない事も重々承知していますが、僕は先輩の勇気ある決断を支持したいと思います。
「これからの時代の働き方」を模索してきて、僕たちに何かしらのヒントを与えてくれると確信しています。

世界各国の様々な“常識”を体感し、帰国した暁にはその体験を教えて頂きたいと思います。物事をいろんな角度から捉え、考えられるようになることは間違いない。

そして、僕はそれを高校生に伝えていきたいと思います。

危険な地域には踏み入らず、絶えず情報を取り、用心深く旅して、無事に帰国して来て欲しいと思います。

“学校”という空間

2015年04月16日 | お仕事
ふと考えることがあります。

僕の職業は、公立高校の教員です。

そして、平日も休みの日も“学校”で過ごす時間が多くを占める生活を送っています。仕事と部活にエネルギーを注ぐ多くの先生方が、そのような生活をしています。

“学校”という空間の中で、“教師”という立場で“生徒”と接していると、お互いの常識が離れており、うまくコミュニケーションが取れずに悩むこともたくさんあります。

教師になりたての頃、「僕は教師で君は生徒なんだから、僕の理論に従いなさい」というスタンスでした。確かに、この理屈は筋が通ってはいるものの、実際の人間との関わりの中では、反発を生むことが多く、おそらく生徒側からすると「権力をかさにきた嫌味な先生」に映る場合もあったことでしょう。



人が生きていく上で心に響く大切なメッセージを伝えたい



そう思ってこの職業に就いたのに、学校の規則を守らせる為、いつの間にか生徒の意思を無視して押さえ付けている自分に気付いた時期がありました。


しかし、“学校”という空間は、間違いなく“常識”を子ども達に教える空間であり、規則を守れない子どもには指導し、理解してもらわなければなりません。

“常識”の世界の中にいる存在である事を世間の人に認識してもらう為に、生徒たちは制服を着るのであって、学校に所属する以上はその規則に従うことが必要です。

極論すると、その“常識”に従えない生徒は制服を脱いで、“常識”に縛られない世界に行かなければならないのです。



問題はその為の手段です。

これまで試行錯誤してきて、本当の教員の力というのは、「共感してもらう力」だと感じるようになりました。

“生徒”の立場を理解した上で、“常識”を相手にわかってもらうこと。



高校生にとって、“常識”とは夢がなくつまらないものに映ることでしょう(実際、僕もそうでした)。
しかし、時は流れて立場は変わり、僕はその“常識”を教える立場になったのです。

考えてみると、“常識”というのは実体がなく、生活経験・社会経験の中で獲得してきた価値観です。
これに囚われてばかりではいけませんし、独り善がりなものになってもいけません。


↓↓↓

常識(じょうしき)は、社会の構成員が有していて当たり前のものとしている価値観、知識、判断力のこと。また、客観的に見て当たり前と思われる行為、その他物事のこと。対義語は非常識(ひじょうしき)。

《Wikipediaより》


和歌山で教師になりたての頃、先輩に「柔道部の子どもは関わりが深いから、君の言うことをわかってくれる。大切なことは、柔道と関わりのない子どもを君がどう指導できるかだよ」という課題を頂きました。

あれから数年が経ち、その課題の意味を考える場面がたくさん出てきました。
教育現場の中で、凄いなぁ!と尊敬する先生方もたくさん見つけました。
今になって考えると、みなさん「共感してもらう力」が非常に高かった。


話をまとめます。


本当に伝えたい大切なメッセージ

これを伝えるためには、相手のメッセージも読み取り、相手の立場を理解して、その上でこちらの立場も相手にわかってもらう努力が必要なのだと考えます。
その上で、自分たちが生活する中での“常識”を、常に振り返って確認する作業を欠かさずに行っていく。


実際の生活では、試行錯誤・悩み・葛藤だらけではありますが、こういう点を意識して過ごしていきたいなと考えています。拙い文章にまとめさせてもらいました。

平成27年度 那賀高校柔道部 紹介

2015年04月12日 | 柔道
新年度に入り、これまでより活気ある稽古ができています。


ということで!

数年ぶりに柔道部紹介を行いたいと思います。



《1年生》

マサル:気は優しくて力持ち。いや、彼、凄い馬力ですから。これから徐々にキャラも見えてくることでしょう。

かいと:笑顔良しの負けず嫌いさん。柔道も勉学も高いレベルでやり切ってもらいましょう。

タイチ:烈火のごとく稽古に励んでおります。誰かに引っ張られているのかな?

ちはる:紅一点で頑張っております。久しぶりの女子部員ということで、みんな喜んでいます。


《2年生》

シューゴ:シアトル帰りの帰国子女。サングラス似合う男・那高No.1。更なる成長を!

かんちゃん:この1年でかなり逞しい肉体になりました。背中で後輩たちに語ってやるのですよ。


《3年生》

いとやん:レオの魂を受け継ぐ男? 頼んでもないのにセロテープで仕込んでました。はよスーパーサイヤ人になってね。

りく:最近、人前でのトークが達者になってきた生徒会長。背負い投げで強敵を投げまくってもらいましょう。

リョーゴ:この春に赤丸急上昇の急成長ぶりを見せてくれました。この勢いで昇り龍となるか!

あっちゃん:主将として部をまとめる威厳ある存在…? 「マスコット兼豪傑」としてよろしく頼むぜ!


《教員》

本校8年目に突入。もうオジさ…いや、ベテランです。しかし、まだまだ毎日着替えて稽古つけまっせ!

NO IMAGEですが、今年度から副顧問として竹内先生が来てくれることになりました。




悪戦苦闘の日々。

お互い悩み苦しむ毎日。

しかし、目指すところは同じである。

ならば、やるべきことは一つだけ。

本気で、楽しんで、柔道に打ち込むことです。









本年度もよろしくお願いします!


平成27年度です!

2015年04月11日 | 柔道
春休みの遠征シーズンを終えて、入学式・対面式が終了。

私は希望していた1年生の担任ということで、やる気満々。このまま卒業まで彼らと3年生まで持ち上がって、苦楽を共にしたいというのが、今の偽らざる気持ちです。



ひとり張り切って、教室のワックス掛け&ペンキ塗り(^_^)


さて!


柔道部にも新入生が参加するようになりました。フレッシュでやる気満々です。
(大浜体育館での前にて)


これで上級生たちの背筋もピンと伸びるはず(°_°)

女の子も1名入部してくれました。

女子部員も絶賛募集中です!



とはいえ!

春休みからの僕は、柔道部員との関わりの中で叱ってばかり。部員たちもしんどそう。

どうすればうまく伝えられるんや?

そればっかり考えています。


下積みの地道で苦しい時間を乗り越えて、次は自分で目標設定して課題をクリアしていく段階へ。
この段階まで来ると、僕があまり言わなくても、自分から強くなるための選択肢を選んで行動できるようになる。

ここからもう一歩踏み込んで、自分の重ねてきた努力が結果に現れると、柔道だけでなく普段の行動や物腰に余裕が生まれて、成長を感じられるようになる。

なかなか理想通りにはいきませんが、これまで柔道部で頑張ってきた先輩たちの足跡を振り返ると、「守破離」という言葉が浮かんできます。


それまでは、ある意味、お互いの我慢比べです。


話は変わりますが、2月に夜行バスへ乗って、岩手・宮城の被災地域を訪れてきました。ずっと訪れたいと思っていましたが、なかなか決心がつかず、行動に移せませんでしたが、テスト期間中に思い切って実行に移しました。

陸前高田、気仙沼、石巻、女川、仙台…

復興は僕が思っていた程に進んでおらず、街を歩いて、人と話して、色々な事を考えました。

旅を終え、大阪の自宅に帰り、風呂に入り、暖かい部屋で思いました。

自分の好きな事に思いっきり打ち込めるのは何て幸せなことだ。
不満や文句は色々あるけれど、今は目の前にある仕事に打ち込んで、ベストを尽くそう。

明日は9時半から学校で稽古。

頑張るべ!


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