現在、僕は国際理解教育部という部署に所属して3年目になります。
この部署の仕事は、その名前の通り海外の学校との交流や留学関係の仕事をメインに行っており、学生時代に英語の勉強をサボってきた僕にとっては語学力不足を痛感する業務となっております。(現在勉強中!)
また、留学やホスト受け入れの制度に対する知識・経験が乏しく、いろんな先輩や周りの方々に助けてもらって何とか仕事を前に進めているというのが現状です。
四十手前にもなって、逆にこんなに足を引っ張るってなかなかできる経験ではないぞと前向きにやっているつもりですが、自信を失うことも多々あり、もがいてる所です。
4月以降のスケジュールとして
① 4月19〜22日 ニュージーランド・リンカーン高校受け入れ
② 7月6〜10日 アメリカ・イサクア高校受け入れ
③ 7月13〜18日 中国・山東省実験中学校受け入れ
と、大きなイベントがあり、現在3つ目の中国からの短期研修団受け入れ真っ最中です。
せっかく日本という国に興味を持って、短期留学してくださっている皆さんに失礼のないよう、最高の経験をして帰国してもらえるよう、最善を尽くしたいと思っています。
さて、そんな中、この3連休はすべて柔道の審判が入っておりました。
① 7月13日(土) 那賀地区中学校柔道大会
岩出中学・岩出第二中学・貴志川中学の3校で行う団体・個人戦です。中学生たちの白熱した試合となりましたが、男子団体戦は岩出第二中学校が優勝しました。ここの卒業生であるヤマト(1年)は嬉しそうでしたね!
ちなみに、この日の午後に関西空港へ中国からの研修団を出迎えに行き、無事にバスへ乗せて学校でホストファミリーとの対面式を済ませることができました。
② 7月14日(日) 和歌山県体重別柔道選手権大会(成年男子)
和歌山市の柔道会館で行われました。本校のOBである中条選手(熊野高校教員)や藤戸選手(和歌山県警)も出場しており、ハイレベルな試合を見せてくれました。
僕と同い年の選手が、数年ぶりのブランクを超えてこの試合に出場しました。相手は大学を卒業して2年目の若手強豪選手でしたが、全力で勝ちに行き、持っている力を出し切るその姿勢にグッと来るものがありました。昨年に実業団大会にエントリーして稽古していた時に、膝の前十字靭帯を切ってしまった自分としては、同い年の彼が国体予選に出場し、あんな素晴らしい試合を見せてくれたことに勇気をもらいました。
③ 7月15日(月) 近畿地区国立総合体育大会(柔道)
和歌山ビッグウェーブで行われました。母校である和歌山大学の部員たちが今年の団体戦で目標に定めていた大会です。
和歌山大学柔道部の主将である上村選手(本校OB)が選手宣誓を勤めました。彼の頑張る姿を見れて、とても嬉しかったです。結果としては、団体戦(7人制)で第3位、男子個人戦(無差別)で増田選手(和歌山大学4年)が優勝という成績でした。
たまに稽古に行っては、学生たちに注文を付けたり厳しいことを言ったりした事もありましたが、とても良い雰囲気でチーム一丸となって戦っていたように感じ、学生たちの成長を感じた大会でもありました。
様々なカテゴリー、レベルの大会に参加させてもらう事で、柔道という競技の深さや魅力に改めて気付かされました。いろんな人の想いが、1対1で組み合うこの競技には濃縮されています。そして、世の中にはこんなに強い人が沢山いるんだ!って感じさせられる競技です。
競技人口の減少はどこの都道府県でも深刻な課題となっていますが、柔道が持つ大きな魅力を再発見していく方法はないもんかなと思います。なかなか難しい課題ですが、とりあえず明日はうちの部員3人に、中国からの留学生に柔道の魅力を伝えてもらいたいと思います!
最後の写真は、土曜日の試合見学後にトレーニングに励む3人☆
柔道やりたいなと考えている人は、気軽に稽古に来て下さいね。お待ちしてます。