柔道つながり ~からみつく大外刈~

柔道を通じてたくさんの人と出会い、成長できました。
柔道に興味のある人も、無い人も、コミュニケーションしましょう!

きっと、うまくいく

2016年04月16日 | 想い


以前にも紹介したかもしれませんが、『きっと、うまくいく』というインド映画が大好きです。

インド屈指のエリート大学が舞台で、主人公の大学生3人が織りなす物語。

学長はじめ、ここに通う学生たちの多くは、少しでも良い成績を取り、少しでも良い就職先を手に入れることが人生最大の幸福という価値観を持っています。しかし、主人公はその価値観に対して真っ向から立ち向かいます。大きな勢力や大きな権力に対して、自分の信じる価値観を守るために最大の努力を実行します。

隣の人を蹴落として自分だけ上がるのではなくて、自分が本当に興味のあること、やりたいことをやるべきだと。そうすると、自然と周りに仲間は増えてくる。

インド中から集まるエリート集団の中ではかなり異質な存在で、学長はじめ色んな人から睨まれ、潰されそうになりますが、主人公とおバカな友人2人の奮闘により、最後は学長から認められる。

インド映画お約束のダンスパフォーマンスやお笑い要素も強いですが、とても強いメッセージが込められていることに気付きます。
また、インドの大学生自殺率の高さや、就職活動のシビアな裏側、地方における貧富の差のディテールなど、シリアスな描写もあり、インドという国の抱える問題についても考えさせられる内容となっています。


社会的地位やお金は、人が生きていく上でとても大切です。

しかし、それに捉われすぎると本質を見失ってしまう。自分の心に反することに従事せねばならくなる。

自分が望むからこそやり遂げられる。

そんな作り手の想いが伝わってくる映画です。



「きっと、うまくいく」

主人公がピンチに陥った時、自分に暗示を掛けるかのように呟く言葉です。

もちろん映画とは違い、現実はうまくいかないことも多いです。
しかし、現状を分析して、自分の心に従って最大限の準備をする。その中で苦しい状況や予想外のアクシデント的な事件が起きた時、この言葉は意味を持ってくると思います。

一日一日を全力で…

2016年04月13日 | 柔道
先日の稽古に、OBの浜野先輩が来てくれました。


キャプテンのかんちゃん(3年)に、優しく温かい激励を与えてくれました。

こういう先輩、ありがたいね☆

足上げ腹筋100回さしたら苦しんでたけど( ̄▽ ̄)

大学で鍛え直しぢゃ!



高校生たちは、自分の頭で考えて、地道に地道にやっていこう。トレーニングも、ストレッチも、打ち込み一本も、乱取り十秒も、その一瞬一瞬に本気で取り組もう。

限られた時間において、無駄を減らし、本質を捉えられるように。

ここからどこまで高められるか楽しみにしてる。

平成28年度 始業式

2016年04月08日 | お仕事
短い春休みが終わり、ついに学校が始まりました。

3月末から続いていた、風邪か花粉症かわからない体調不良も全快し、リフレッシュした気分で新学期を迎えられました。



思い返せば4月1日に発表されたポジションは、自分が望んでいたものとは異なり、かなりショックを受けました。
納得できなくて、腹が立って、堰が切れたかのように周りに愚痴や不平を吐き出しました。

ふと我に帰った時、自分がいかにマイナスのエネルギーを出し、周囲に不快感を与えていたのかを感じ取り、後悔の念に襲われました。

そして何より、柔道部の生徒たちにいつも言っている言葉、「しんどくて辛い状況にある時こそ、その人の本当の力が試されている」という言葉に反する行動を取っていることに気付き、恥ずかしくなりました。



思い通りに行かないケースは多々あります。

その時にどう対応できるかが、本当に重要なこと。

覆らない決定に文句を言うよりも、自分の心に整理を付けて、前に向かって進む方が絶対に賢い。

柔道部員たちも、前に進んでいます。

私も☆


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