ご無沙汰しておりました。
和歌山柔栄会から【73kg級】で全日本実業柔道個人選手権大会に参加してきました。
かつて左右の前十字靭帯を切って、柔道の大会は二十代の半ばから3年ほど出場出来ませんでしたが、3年前のこの大会で本格的に復帰しました。
それ以来、毎年この大会に出場しています。
2回戦 田川選手(東洋水産)に僅差勝ち(指導3)
3回戦 松木選手(ナチュラル)に僅差負け(指導3)
ということで、3回戦敗退でした。
3回戦で対戦した松木選手は、僕が和歌山の教員になった年のインターハイ・全日本ジュニア優勝者で現在24歳。1度柔道から離れ、二階級上げて復帰したようです。
あの頃高校生だった世代がもう社会人ということで、時の流れを痛感しましたが、絶対投げてやるという気持ちで試合に臨みました。
試合内容を振り返ると…
組み手の攻防が続き、1度釣り手の手順をミスしたところで指導1を奪われる。組み手争いが続き、両者に指導。
何度組もうと試みても、上手にさばかれて釣り手を持てない。残り1分程で作戦を変えて、帯を持って大腰で勝負しにいく。2度目に腰に乗り、軽く浮くも腰をずらされて決まらず。
ここで帯を持つ時間が長いということで指導をもらう。
そのままタイムアップ。
技らしい技をほとんど出せず、組み手で一歩リードされて負けてしまう。
オジサン柔道家としての課題を痛感しました。来年に向けて、克服していきたいと思います。
1年に1度、思いっきり自分を解放できる日。また明日から日常に戻り、学校で柔道部の高校生と、心技体を磨いて行きたいと思います。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
個人的には…
・いつも学校に稽古に来てくれる松原くんが【81kg級】でベスト16になったこと
・那賀の卒業生である中条や黒田(浩)と同じ試合に出れたこと
・かつての柔道仲間と再会できたこと
・畳に立って試合をしている時に幸せだと感じられたこと
・お腹のお肉が取れてきたこと(オマケ)
が、とても嬉しく感じました(^_^)
これからも柔道つながりを大切に、進んで行きたいと思いますので、よろしくお願いします。