自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

ノートの作り方をどこで覚えたの?

2005年10月05日 | 自由の森のこんなこと
今日から学園祭の準備期間。
 4年連続で雨にたたられているので、今年こそはと思っていましたが、どうもまた雨みたいです。ねぶた作りが大変です。

社研で弁当を食べている時のこと。

 中2を担当している新井さんが、ある生徒のノートを持ってきました。ちょうど前期末なので授業ノートを集めたらしいのです。そのKさんのノートはカラフルな色使いでまとめてあります。面白いのは、一回一回の授業ごとに「ひとこと」という囲みが書き込まれていることです。 「へぇー。貝塚から犬のいたいが6体も出たんだ!・・やっぱり貝塚ってゴミ捨て場だったんだ。」

 短いけれども、感想やコメントが書き込まれています。
 新井さんkさんにたずねました。「どこでこういうこと書くのを覚えたの?」その答は意外でした。彼女は中1の初めから英語や社会のノート誰に教えられたのでもなく工夫して書いているのです。もちろん、小学校で教えられたのでもありません。

 彼女がそういうノート作りを始めたきっかけは、入学前に足を運んだ自由の森フェアだったといいます。会場に展示された在校生のノートを見てこういうノートを作りたいと思ったのだそうです。思わぬところで学びってつながっていくものです。後に続く見知らぬ自森生にノート作りが伝わっていくなんてちょっと素敵です。

 そういえば、昨年の自由の森フェアは10月8日。台風直撃のため、直前で中止せざるを得ませんでした。練馬の改札前に募集部の教員と中止の看板をもって立ちました。今年はその日が学園祭です。 たくさんの人に来ていただけるといいのですが、天気が・・・。

おにざわ
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