自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

新中1のみんな 学びの森へようこそ

2007年05月03日 | 自由の森のこんなこと


4月25日に新中学一年生を迎える在校生による歓迎の会「学びの森へようこそ」が行われました。


24日には46年ぶりに文科省による全校共通テストが行われ、教育にも点数序列の競争原理が明確な意志をもってもちこまれようとしています。そのような状況の中で、「学びの森」で訴えた生徒たちのメッセージは意味深いものでした。


「学びの中に学びがあり、学びの中に遊びがある」

「自由の森は自由の使い方を学ぶ学校」

「結果よりも過程を大切にして欲しい」


「与えられて行動するのではなく、自分から関わっていく事が大切」

「学びって手をつなぐこと」

「自分の意見をいうこと人の意見を聞く事」

等など、在校生から新入生に向けて、たくさんの言葉がよせられました。実行委員会の委員が最後にこの学校で与えられた自由の時間をどのようにして過ごすかは本人の意志が重要であるとして「最後に決めるのは君!!」というメッセージをTシャツに記しました。

 学園生活を通して、人と関わり合う事で、新しい発見や真理を見いだす事のおもしろさや答えにいたる問いを持つ事と、そのプロセスが大事であることを在校生が自分たちの言葉にしているのが大変、印象的でした。会の終わりに在校生が森の時間で育てて収穫した餅米を新入生にプレゼントして、新入生全員がその餅米をふかしたものを餅つきして、中学生みんなで食べました。



モルゲン
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自由の森学園のカタクリ | トップ | 中学学習発表会の様子 »
最新の画像もっと見る