自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

高麗1300エコツアー

2017年02月08日 | 自由の森のこんなこと
5日、講座「飯能地域研究」の高校生たちが案内役をする

「 高麗1300エコツアー 」が行われました。( 主催:一般社団法人高麗1300 )


当初は参加者が少なく心配されていましたが、

新聞に記事が載ったことから、希望者が殺到し、

たくさんの方にお断りしなければなりませんでした。



まず足を運んだのは、飯能の唐竹にある白髭神社。


白髭神社と呼ばれる神社は、渡来人らによって建てられたものらしく、

1300年前に高麗郡が建郡された以降に、その広がりが飯能に及んだと考えられるものだそうです。


飯能市郷土館学芸員の 村上 達哉 さん、鉄文化研究家の 戸谷 克己 さんの解説がありました。







高校生たちは、高句麗から渡来した若光らがこの地に建郡する場面を寸劇で演じます。











その後、近くに点在する古代住居遺跡を歩きます。

住居跡からは、首が無い馬の骨や中国から伝わった青磁が出土しています。










原市場福祉センターに移動し、一気に「 高麗鍋 」の調理にかかります。







老若男女が一斉に調理にかかる様は圧巻。




みなさん、古代の人々に想いを馳せながら、おいしくいただきました。









今回訪れた唐竹は、飯能市街からかなり山がちな地区。

そこに住んだ人々の、山の恵みを生かしながら生きてきた歴史を感じることができたツアーでした。


参加してくださった皆様、ありがとうございました。

バックアップしてくださった高麗1300の大野理事長をはじめ、事務局の方々、ありがとうございました。



鬼沢 真之
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