自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

中学校の入試がありました。

2010年01月10日 | 自由の森のこんなこと
この日の入試は、A・B・Cの各推薦入試。A推薦はペーパーテスト(国語・算数)と授業とグループ面接、Bは作文と授業と個人面接、C推薦はペーパーテスト(国語・算数)と授業と個人面接を行いました。

「入試で授業を?」と思われる方もいるかも知れませんが、入学後の自由の森学園の授業の雰囲気をお伝えしたいということと、受験生に実際に授業に参加してもらうことで、その子がいったいどんなふうな学び方をしていくのか、その授業でどんな発見があってどんな感想を持ってくれたのか、入試の授業には様々な要素を含んでいて、大切な時間となっています。

私は、面接などには直接たずさわりませんが、面接ではこんな話をしてくれた、授業ではこんな感想をもらっている、そういう報告を聞いていると、その人たちが4月からやってくるのかと、楽しみな気持ちになります。
一方、入試ですから、授業や面接、あるいは教科のテストなどでは出会いきれず、結果として不合格となってしまうこともあります。4月からやってくる人たちのことを想像して楽しみな反面、せっかく受けてくれたのに出会いがつくれなかったことへの残念さもあるのです。
入試はまだこの先もあります。新しい出会いとともに、出会い直しもできるといいなと、心から願っています。

22・23日は、中高の1回目の一般入試と高校のABCD推薦入試を行います。
当日は受験されるみなさんの、ありのままの姿、素のままの言葉に出会えることを、楽しみにしています。
ぜひ頑張ってください。
なかの
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