自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

第18回 森の音楽会

2010年06月04日 | 自由の森のこんなこと
昨年から会場を移し、大きいホールでの音楽会でした。
私はこの日は出張で、現地から直に会場に向かいました。会場にちょっと早めに着くと、卒業生たちや見知った保護者の人の姿がちらほら。そのうち学校からのバスが到着してロビーがごった返す感じ。そういう光景を目にすると、日常とは違う、年に一度の「音楽会」が始まるのだなぁと思ったりします。

夕方に学校の中を歩いていると、音楽の部屋のあるところから歌声が聞こえてきます。体育祭が順延となり、練習に集中することも大変だったと思いますが、この日に備えて放課後の音楽研究室からは、いつもいつも歌声が聞こえていました。

「日常の授業実践のために」と始められた音楽会は、今年で18年目。表現者たちはその表現を問う場を自らつくる。そうした表現者のひとりひとりが、学校というとても身近な場所にいてくれることをうれしく思いながら、彼らの歌に聴き入りました。
なかの
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