自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

林業講座で枝打ち

2004年11月18日 | 自由の森のこんなこと
 木曜日は週一回の「林業講座」の日。今年度、唯一僕に許された授業です。
 講座の12人は夏から手入れはじめている「実習林」(ご近所の方に貸していただいています)に入ります。各自ヘルメットに軍手、腰にはなたとのこぎりが下がっているのが基本スタイルです。
 

今回は枝打ちのチームが4組、枝打ち用のはしごで地上7mぐらいに登って、上の方から枝を落としてくる作業です。男子も女子も情け容赦なく登ります。何メートルも上に4人のメンバーがしがみついて作業している姿はおもしろい。S君が登ったはしごを下で支えていたA君が「ちょっと来て!」と呼ぶので行ってみました。「はしごを触ってみて」。つかんでみると、はしごからぶるぶる震えが伝わってきます。見上げるとどうもS君の腰が引けているようです。一方、Yさんは上からの眺めに感動して歓声をあげています。汗っかきのA君は木の上から「身体から煙が出ている!」と言っています。汗が湯気になっているのです。
 残りの4人は間伐した丸太で「実習林」に向かう丸木橋を作りました。前回、Hさんが腐っていた橋で足を踏み外してしまったので、作り直すことにしました。彼女たち、だいぶのこぎりの使い方が慣れてきましたよ。

おにざわ
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